新浦安オリエンタルホテル_2004.07
■サイズ■仕様
W1800×D70×H2100
左右建具同サイズ
左建具
ナラ材OS CL仕上げ、面材同仕様
新規ドアハンドル:ユニオン No.T8901-001 ロートアイアンブラック
右建具
ナラ材OS CL仕上げ
フレーム、曲線フレーム:20mm角 アルミブラックカラー
FIXガラス: t=8mmクリアガラス+飛散防止フィルム貼り
■備考
2020.10.01新規

作図説明

上記の建具図は、ホテルの宴会場やホールの出入り口などによく見られる観音開きでの建具図です。改装物件だったので、開口枠は既存のままで、建具のみを入れ替える工事でした。

ですから、私が通常描く建具表現とは少し違いがあることがお分かりでしょう。また、作図時点で既存の建具厚や枠の細かいディティールまでの調査と採寸ができていなかったため、想定で作図している箇所もあります。

そのため、この作図事例は意匠図の一例としてご覧下さい。

断面詳細図

まずは左側の建具についてご説明していきます。ロの字型の面材とロートアイアン製のドアハンドルで、重厚なクラシック風の建具に仕上げっています。

かわって右側の建具は、曲線状にしたフレームがアクセントとなり、モダンさを感じさせる框戸です。

コスト上の問題で、このフレームはアルミ製にしています。

断面詳細図

どちらの建具も、開閉する頻度が高い場所への取り付けなので、施工時にはドアストッパー用にコンシールドを取り付けたと、後で聞きました。

不確定要素の多い二枚の建具ですが、最も気になる点が一つあります。

それは、蝶番についてです。図面上では普通蝶番で作図はしていますが、既存枠よりも建具が奥まった所にあります。

結果、このままでは建具と枠が干渉してしまって完全に開く事ができないでしょう。そこで、奥まった建具でも取り付けが可能で、耐久性もあるフロアヒンジで描くことにしました。

後記

ホテルの改修工事に伴い、環境設計の依頼を受けて作図した物件です。予算的な問題で既存で使用できるものは残し、部分的に新しいものに取り替えるといった少し複雑な物件でした。

作図上での注意点としては、フロアヒンジを取り付ける場合には、床面に埋め込むためにハツリ工事が発生します。改装工事ではこのハツリ工事を禁止している場合もあるので、事前に確認をすることが必要です。

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