間延びした空間のポイントを担うガラススクリーン

物件名:タカシマヤ大阪店 4F 毛皮&バッグ_2010.10
■サイズ■仕様
W2000前後×D50×H2788
図面参照
上フレーム:SUSパイプ 鏡面#800_天井固定
縦フレーム:20×50 SUSパイプ鏡面#800
下フレーム:SUS 鏡面#800
■備考
初級編/難易度:★★☆☆☆

作図解説

この作図事例は、過去に百貨店のブライダルショップで製作図として描いた図面です。フォルムはちょっとヘンテコですが、一般的で汎用性のあるガラスパーティションです。

特に凝ったこともせず、普通は真っ直ぐなガラスパーティションを軽くSの字風に曲げた形状とお考えください。実際、設置した場所は聞きませんでした。

ただ、これでは面白くないので、ガラスパーティションにひと工夫してみました。

それは、ガラススクリーンを二重に設定して、そこに特注のデザインシートを挟み込むのです。シートは種類が多いので、空間のムード出しには喜ばれるでしょう。

作図ポイント

それでは、平面詳細図から進めます。

平面詳細図

2枚のクリアガラスの間を1mmの隙間を設けて、そこにデザインシート(青い一点鎖線のラインです)が、挟まれているのがお分かりでしょうか?

また、それぞれのガラススクリーンは、2分割し、この部分に透明色のコーキング材を充填しています。(a,b部詳細図を参照ください)

というのも、デザインシートの入れ替えや、ガラス破損の際に、全てのガラスを取り替える事の無いように中心部分で分割しているのです。

続いてスクリーンのフレームについてです。

断面詳細図

フレームの固定方法は、天井と床面での2箇所で行いました。直線的なフレームではないので、安定性が低いと思われるかもしれません。しかし、、フラットなフレームとほぼ変わりません。

ですから、現場へ赴き業者さんにしっかりお願いしておきます。これも気配りというもんです。

まとめとして

部分詳細図

今回の作図事例は、いかがでしたか?前述の説明で理解されたかと思いますが、最後に押えどころを伝えておきます。

最低でも上の作図は理解してください。汎用性がると言った意味がこれです。ガラススクリーンの納め図はいろいろありますが、今回の作図を真似れば、まず完璧でしょう。

天井、床の固定方法もしっかり描けています。取り付ける場所によっては難しいと感じるかもしれませんが、まずはこれをマスターしてください。

余田和でした。

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