

■サイズ | ■仕様 |
W680×D121×H2125 図面参照 | 建具:t=40フラッシュ :ポリ化粧板貼K-6306KN <AICA> 三方枠:塗装仕上げ |
■備考 | |
作図説明
ほんと、なんでもない、片開き戸の作図事例です。これは、”きほんのき”といっても良いでしょう。
「建具図を増やしてください」という読者の方のリクエストがありまして、基礎要素のある建具図を何点か投稿してみます。
簡単な建具図で申し訳ないのですが、この程度の作図もちゃんと描けない人がうちの塾生にもいますが、悲しいことです。
店舗設計には、必ずと言っていいほどこの建具が出てきます。ホテルなどではかなりの量があって大変です。
過去には建具自体の作図より、その整理に追われたことがあって嫌な思いをしたことがあります。
上記、三面図での注意点は特にはありませんが、建具枠は最低限 t=25mmは取るようにしてください。でないと、枠止めのステーが取付けられないことがあるからです。ご注意を!
ここでは、「平断面詳細図」をご覧いただきましょう。
上記作図には、枠外及び、枠内寸法、それにDW(ドアワイド)どれをとっても必要かと思われますが、枠外サイズという表現はあえて必要とは思いません。
製作図依頼が来た時点での、依頼者側からの指示内容です。素直にそのままで描いてますが、工夫がないですね!(笑)ただ、現場がはじまると、最初に依頼されるのが、建具図です。
開口枠の寸法を決めていかなければならないからです。これが決まらなければ、LGS組みや、PB貼りに支障をきたすことがあるからです。
それでは、もっと理解して頂くために「断面図詳細図」も添付しておきます。これだときっと、よりお解りになると思います。
作図はA3用紙設定で、2枚に渡って描いてます。
簡易な建具図面なら1枚で処理することが多いのですが、実施図や施工図となると2枚に分けて描く方が依頼者側からも喜ばれます。
それぞれのサイズがしっかり読み取れますね。とても分かりやすい作図と思います。
作図初心者の方も、最低限この程度まで掛けるようになると、上司からも高評価をいただけます。
我々フリーの図面描きはこれで、7,000〜8,000円頂けます。
運が良ければ、10,000円の時もあります。希ですが・・・・・。
いずれにせよ、描けることに越したことはありませんので、ここはひとつ努力を期待したいです。
今後もこのような作図事例が続きますので、しっかり理解して自分のモノとしてください。余田和でした。
お願い致します!↓ ↓ ↓

