INTERMEZZO FUTURO 丸榮スカイル店_1999.07
■サイズ■仕様

W2000×D850×H850
図面参照
テーブルフレーム:φ31.8スチール丸パイプ_焼き付け仕上げ
天板:木工下地ボンスエード塗装仕上げ
行灯部盤面:t5mm乳半アクリFIX(4面)
サイン:C/S貼
■備考
2020.08.24新規

背景

2000年代初めには、レナウンさんの下請け業者さんから多くのアパレルブランドショップの仕事を数多く頂きました。それまでにも百貨店の仕事はしていましたが、これがきっかけでレナウンの仕事一点張りになってしまいました。

仕事内容は、かなり細かく、中には什器とフィティングルームだけの売り場だったり、また広い面積の壁面区画だったりと様々でした。 その結果、内容の濃い図面と簡易な図面が混在する大量のデータが残ってしまいました。    

作図説明

今回の作図事例は、什器腰部に行灯ボックスボックスを施したオープンテーブル什器です。ショップのファサードエリアに設置すれば、この什器単独でもディスプレイ什器として十分インパクトある什器だと確信します。

また、この什器をメインにしてマネキンやT字ハンガーなどと組み合わせれば、より一層着想感あるディスプレーを可能にすることができます。

このオープンテーブルと行灯ボックスはそれぞれを固定せず、自由に動かせるようにしています。結果、多彩なディスプレーへの対応が可能となります。

では、それぞれの特徴と納めのポイントを個別にご説明していきます。
まずはメインのテーブル什器です。シンプルな構造ですので、難しくはありません。

断面詳細図

直径31.8mmの丸パイプを基本フレームとし、左右に2箇所ずつジョイント用の丸パイプを溶接処理しています。このジョイント用丸パイプは意匠的に直径25.4mmと31.8mmを溶接しています。

丸パイプ同士を組み合わせて溶接するのは難しい作業となり、溶接の技術が要求されます。この什器の重要なポイントなります。ただ、これは業者さんの腕に頼るしかありません。

サイズの大きな天板を受けるためには、しっかりとした補強が必要なので、30mm×20mmの角パイプにしました。これはテーブル本体の強度を上げる役割も担っています。

続いて、行灯ボックスについてですが、こちらも特に難しい収めはありません。基本フレームは32mm×32mmの角パイプを使用しています。盤面には5mm厚の乳半アクリを曲げて、フレームにビス止めで固定しました。

内部の照明器具を取り付けるベースは木軸下地のボックスで、盤面の乳半アクリを固定する前に横からスライドさせて固定するようにしています。
照明器具のメンテナンスは底板を外すして行うので、ここはあえてビス止めせずに上げ落とし式にしました。

後記

この什器は、レナウンのINTERMEZZOだと後で分かりました。当時、百貨店に多く出店しているメンズファッションブランドのひとつです。

入手した基本図データは、各什器の断面図まできっちりと描いているように見えましたが、細かい箇所でのつじつまが合っていないところが多くありました。
そのため、この基本図データは使わず、最初から作図を始めました。

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