木製親子開き戸の作図事例
■サイズ■仕様
W1250×D115×H2125
図面参照 
建具枠:木工ラッカー塗装仕上げ
建具:木工化粧板仕上げ 
■備考
 

作図説明

建具の作図事例も多く描いていきまが、今回の事例は木製でしかも親子扉です。何処にでもある建具ですが、「すぐに描いて!」って言われて描ける人は、そう多くはいないでしょう。って言ってもベテランの人は別ですがね。

取りあえず三面図断面図平面詳細図を用意しました。

作図は、とても簡易でとてもシンプルですが、初心者の方にはここで覚えることは多くありますので、しっかりお勉強してください。

親子扉では、基本的に子扉は常閉となっています。ここで注意することはまず、建具枠内の開口寸法を把握しましょう。平面詳細図をごらんください。

平面詳細図

ここでは、W=1200mm、H=2100mm となってますが、 このサイズは普通一般と考えて良いでしょう。次に、実際の開口内寸を入れていきます。

事例では、W=1180mm、H=2090mm となっています。というのも開口寸法には若干のクリアレンスを取らないと扉が閉まらないのです。(分かりますか?)
最後に必要なのが建具実質寸法です。

私はいつもDW=885.5mm、DH=2077mm といった表記をします。図面では建具の高さもDWとなっていますが、間違ってますね!これで、建具と建具枠は発注は十分に出来ます。ここまで描かないと成り立たないことを理解しておいてください。

最初は、クリアランス(隙間)の寸法が分からないことがありますが、慣れれば任意で決定できますし、発注時に業者さんにも確認できます。
納め的にはそれほど難しくないので下部の図面を理解するよう努力してください。

■縦断面図ですが、いったんはこの程度まで描くようにしてください。

※ドアノブのイメージです。

その他、必要金物としては普通丁番フランス落としドアクローザーが一般的です。ここまで来れば、作図フィニッシュです。

ザッと流しましたが理解できましたか? 
最初はとても厄介な建具ですが、慣れれば事例の図面で2時間もあれば描けると感じます。(作業だけですが・・。)仮に収めを考えながらだとしても、3時間も有れば十分でしょう。

最後に、この図面事例では親扉に木工の戸当たりを取り付けていますが、建具同士を合決り(あいじゃくり)する場合もあります。

合決り(あいじゃくり)については以下のサイトを参考にしてください。
⇒ https://www.protimes-souken.co.jp/glossary/a/aijakuri.html

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