Grand PARK イオンモール京都桂川 2018.08.22
Grand PARK イオンモール京都桂川
■サイズ■仕様
W1232×D475×H2800
ワイドはワンスパン
支柱:32φスリット丸パイプニッケルサテン/システムははダボ仕様
可動棚:木工下地指定染色仕上げ+t=8クリアガラス
■備考
2020.07.10

作図内容

まず、この作図事例はボリュームがあるので、A3用紙3枚でまとめました。以下参照願います。

断面詳細図と部分詳細図

主に断面詳細図と必要箇所の部分詳細図を描いています。内容をしっかり把握して下さい。以下の作図は、システムパーツ一覧表です。基本図では必要無いかもしれませんが、入札図という指定がありましたので、描きました。

システムパーツ図

さて、本題に入りますが、この作図事例は連立するパイプフレームを使ったシステム壁面の実施図の事例です。このようなパイプ組みのシステム壁面は、物販店では、以前からよく使われている陳列方法でもあります。

コスパでもあるので、ほとんどの店舗ではこれに類する壁面システムが多く見られ、ロフトや、ユニクロなどの壁面はほとんどが、今回の事例と同仕様と思われます。

今回の事例は、パイプフレームの他には、妻板パネルを取付け、差別化を図ってます。ただ、このパイプフレームを使用場合に気を配ることと言えば、安定性です。

それでは、天井ぎわに取り付けられた幕板からはじめましょう。

先端に幕板を取り付けるためのプレートを溶接した直径31.8mmの持ち出し用丸パイプが、軽量鉄骨壁に固定したインローパイプ(直径28.6mm)に差し込まれています。(以下b部詳細図を参照下さい)

本来は、荷重と重力を考慮して上下方向から持ち出しパイプとインローパイプを固定しますが、天井ぎわに設置しているので、インロー式での固定は左右からのビス止めとなっています。

次に本体のパイプフレームについて進めましょう。

事例では、壁面2箇所、床2箇所への固定を考えました。上記作図の2枚めにその詳細が描かれています。固定方法は、いつも使用するインロー式固定です。

断面詳細図

まず、壁面に固定している2本の持ち出しパイプで縦フレームを固定します。

直径19mmの持ち出しパイプと直径15.8mmのインローパイプによって固定できています。(d,e部詳細図を参照下さい)

最後にフレームの脚部と床を固定します。これは事前に床に固定用のインローパイプを固定し、フレームを上からはめ込んでビス止めとします。

本来は強度があるアンカーボルトがよかったのですが、床面へのアンカーボルト打設を規制している施設がほとんどなどで、最初から諦めてカール+ビス固定で処理しました。

まとめ

ザックリ説明してきましたが、ご理解いただけましたか?紙面で説明するのもけっこう大変です。本来は口頭で説明したいところですが、これも難しいと考えます。出来る限りこのような作図事例を投稿していきますので、どうぞ数を見てご理解してください。

今回のような壁面什器は、商業施設に行けば多く目にします、まず興味を持って見るようにすれば、おのず頭に入ってきます。出来れば、スケッチなどしてみてください。そして、分からないときは気軽にメールください。

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