■サイズ | ■仕様 |
W750×D550×H950 図面参照 | 家具本体:木工下地化粧板仕上げ+木目シート貼り 天板:人造大理石貼り |
■備考 | |
初級編/難易度:★★☆☆☆ |
作図解説と設計ポイント
今回ご紹介の作図事例は、大会場での演説や結構式場のチャペルなどで見られる多目的感カウンターです。
実際には、高級老人ホームの多目的会場での演説台として製作しました。しかし、フォルムから見て同じような会場などでは良く使われるとも感じます。
以下のフォトのような感じです。
さてその造りはというと、3種類の仕上げ材を天板と腰に使ったカウンターですが、特に天板の人造大理石は、様々な場所に使える汎用性の高い素材です。
施工もしやすく、何より現場加工もできる点で重宝されています。
その昔は色も柄も少なく、洗面カウンターぐらいにしか使えませんでした。しかし、最近では色も柄も豊富にあるので、ほんと便利になりました。
次に、腰部は化粧板仕上げのシート貼り仕上げで、こちらについても、この演説台を製作した時点でも、シートの種類が限られていました。
尚、シート貼りした地は出来るだけ表面が、なめらかな化粧板を使った方が綺麗に貼れます。
作図作業は、それほど難しくありません。部分によって若干厄介なとところはありますが、ゆっくり進めれば問題はありません。
ここで、断面詳細図を載せておきます。以下作図をじっくり参照ください。
如何ですか?
それほど難し苦は無いはずです。ココで注意が必要なのは、天板の開口を設けること。
と言うのもお分かりのことと思いますが、この天板に、PCやマイクがくると思ってください。内の塾生も始めたばかりの時は、これらの開口を良く忘れてました。まぁ、最初は仕方が無いと宥めましたがね。
いじれにしろ、こういった類いのカウンターには必ず、電気関連の装置が関わってきます。ですから、電源は別として通電できる経路を設けてやることが大切です。
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