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一般的なアコーディオンドアの作図事例

アコーディオンドア
難波高島屋 休憩室
■サイズ■仕様
W2750×D420×H2400
図面参照
壁面:LGS(1部木工)+PB下地クロス仕上げ
開口枠:木工化粧板仕上げ
吊り金物:φ15スチール丸パイプ+ボルト
■備考
2019.11.27更新一般的なアコーディオンドアの図面事例_0331

作図説明

この作図事例はアコーディオンドアの姿図と詳細図です。結婚式会場やオフィスなどで多用されている簡易間仕切り壁にもなるので、比較的大きな面積を有する場所に設置されます。

今回の開口枠は、2750mm×2100mmとあります。それほどのワイドではありませんが、使用頻度を考えて吊り元の耐荷重については、注意を払わなければなりません。

設計上での注意点としては、建具幅と枚数によって戸袋である収納部の有効寸法が変化しますので、その大きさは作図前に考えねばなりません。

その他、可動建具がスムースに動かせるか、前述の戸袋にちゃんと納まるかなどと、結構神経は使います。それでは、以下の吊り元の断面図をご覧ください。


吊り元の拡大図ですが、この程度なら誰にでも描けると確認しますが、読者の皆様はいかが如何でしょうか?

今回は、引き戸タイプのものとなってますが、その他一般的には、折れ戸タイプやカーテンタイプというのもあります。

これらに共通していることは、基本的にレールで吊っている点なのですが、タイプによっては、今回の図面事例のように、床面にもレールを取り付けなければならない場合があります。

また、安定性を考えて建具それぞれに、フランス落としを付けることもあります。 開口幅が広く、天井も高い場合は上部から吊るだけでは、それぞれの建具が安定しないことがあるからです。

その場合は、吊り式の代わりに上部に固定式レールを設置することもあります。
私の場合、今回のような簡易アコーディオンドアでしたら、自分で描きますが複雑でややこしいものは、業者さんに依頼します。

後は、図面があがってきたらチェックをするようにしています。「餅屋は餅屋」って言いますから。 その方が間違いが無いし、正確な仕上がりが期待されるからです。最近では、このやり方が一番順当だとわかってきました。

お願い致します!
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