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《ボックスサイン》アイキャッチャーとなる内照サインの作図事例

アイキャッチャーとなる柱巻き行灯サインの作図事例
■サイズ■仕様
W500×D200×H2300
図面参照
本体:木下地ラッカー塗装仕上げ+シナCL
フレーム:スチール焼き付け仕上げ
盤面:T=5mm乳半アクリ+C/Sシート切り文字サイン
■備考
 

作図説明

今回は、かなり以前に考えたサインの作図です。この細長いサインを柱巻きに添えることで、コーナーサインの役割を担います。

どんなコーナーかというと、百貨店などの平場でよく見られる売場です。また、催し物会場などにも利用されます。ちょっと以下の売場を見てください。

一昔前の柱巻きのスタイルですが、今回はこの柱巻きではなく、その柱巻きをより際立たせる行灯サインがめいんなのです。

確かに古い手法だと感じますが、使いようによっては、アイキャッチャー効果が期待できると考えます。おまけにこの高さの行灯サインなどは、普段見ることがないので、かなり目立つと思います

売場に設置すれば、別の意味で光のアクセントとなりお客様の目を引くことでしょう。ただ、今回の事例は什器サイドでのコーナーサインとして設置されました。

以下の作図を見れば、その設置場所が確認できますね!什器を挟むように設置されているのが分かるでしょう。



当時(2007年頃)は、このスタイルが盛んだったようですが、最近の柱巻きはこういうスタイルではなくもっとシンプルな使い方をしているようです。

しかし、スーパーのアパレル売場などは、商品ボリュームを出すために、未だこのスタイルをキープしているようです。

ということで、今回の事例はおおよそ理解できたでしょう。ただ、2300mmという高さには、固定方法も考慮しなければなりません。

それでは、以下の詳細図をご覧ください。

近年では、照明についてはほとんどが、LED仕様となってますので、上記の作図を見ていると年代が分かりますね。(笑)

しかし、収め方は今でも変わることはありませんし、利用価値もあります。

L型の木工パネルにフレームを、ビス止めした後に、乳半アクリを差し込みます。そして、最後に上部のフタをかぶせてアクリを固定する方法で、いたってシンプルな収めとなっています。

出来るだけアクリルとフレームを同一面にしたいので、この収め方になってしまいましたが、もうひと工夫した方が良かったかもしれません。

昔、百貨店の仕事が多かった私には、懐かしい行灯サインです。主にレナウンさんが、百貨店ブランドでの展開のこの手法を用いていました。

それでは、頑張って図面屋さんを目指してください。管理人でした。



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