サイトアイコン 図面屋.com 店舗設計詳細図「虎の巻」

汎用性のあるレジカウンターの作図事例

一般的なレジカウンター01
e.a.B イオンモール広島祇園SC_2009.03
■サイズ■仕様
W1800×D750×H940
図面参照
本体:木工染色CL仕上げ
天板:木工化粧板仕上げ
腰:スチールFB素地ボンド貼り
■備考
2020.06.06更新 

作図説明

この作図事例は、サービスカウンターを兼ねたレジ台の姿図とそれぞれ断面図です。本体サイズ及び、機能面については、ごく一般的なものでほとんどのレジカウンターの基本となり得ます。

天板の仕上げのみ化粧板を使っていますが、これは、商品やレジ台等で天板が傷つかないようにするためでカウンター以外の什器での天板には多用されていますね。

特に、収めで難しい点はありませんが、注目すべき点がひとつあります。それは、レジカバーにあって、そのほとんどがアクリル製での仕様が一般的なのですが、ここではスチールプレートを使用しているところです。

これは、什器腰部のスチールプレートとのデザイン調整です。ちょっと個性のある店舗だったので、洒落っ気を入れて見たのでしょう。

このように金物を使用する場合、各出隅の角は必ず面取りをしてください。万が一お客様が触れて怪我をする可能性があるためです。

また、腰に貼っているスチールFBにも同じ事が言えますね。設計者はちょっとしたことも気を配ることが大切です。

変わって、レジ台前に荷置き台がありますが、図面内の右上に角パイプで補強と表記されています。しかし、荷置き台の奥行きが100mm程度などで、補強を取る必要はありません。

バッグや買い物袋程度なので、特に重量がかかるとも思えませんしね。それでは最後に、このレジカウンターの断面詳細図をお見にかけましょう。以下参照願います。

機能面は、とても汎用性があって、ほとんどのレジカウンターの基本スタイルでしょう。若干のちがいは、向かって右の断面図でしょう。上段は包装紙などで、その下は、紙袋の収納スペースと思われます。

それぞれの断面図をしっかり覚えて頂いて実践に活用してもらえれば幸いです。

各断面詳細図
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