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《ショーケース》対面型カウンターショーケースの姿図と各詳細図

対面型カウンターショーケースの姿図と各詳細図
■サイズ■仕様
W1940×D800×H965
図面参照
本体:木下地化粧合板仕上げ
ショーケースフレーム:SUS.HL曲げ加工
ショーケース:t=12mm透明ガラス組 
■備考
 

作図説明

アクセサリーショップでは、必要不可欠なショーケースの作図事例です。作図はしっかり描かれていますので、参考に成ると考え投稿しました。

カウンタースタイルと表題に書きましたが、特に大きな意味合いはありません。什器の高さ(H=1000mm) が、適度な高さ故、カウンターショーケースと呼んでいるだけです。

スタイルと仕様(造り)などは、ごく一般的なものですが、ちょっとしたところにデザインを施しているのをよく見て理解してください。

まあ、ショーケースの “きほんのき” の部類なので、是非、あなたの「虎の巻の引き出し」に保管しておいてください。

それでは詳細図を見てください!

以下の作図事例は、それぞれの詳細図を示したものですのです。

左下の断面図は、最初の図面に赤でマーキングしたカ所を作図したものです。 そして、これだけでは用は足りませんので、私のいつものやり方で、上部と右の紙面に拡大詳細図を描きました。

紙面をうまく使うことも大切なノウハウです。塾生にはいつも言っています。

各部詳細図

ちょっとしたところにデザインを施す!

お客様に対してインパクトを与えるために、腰部に注目してください。強化ガラスにファサラシートを貼り、その空間に演出照明を組み込みされています。 これが結構な効果があって、集客のキーポイントとなります。

ただ、大変なのは作図上でもそれなりに複雑で、作図作業は大変です。だって、必然的に詳細図の箇所は増えますからね。(泣)

今回は、 “きほんのき”  と言いつつも、ちょっと作図レベルは高く感じるかもしれませんね。しかし、よく見ていただければ、必ず理解できますし、それほど厳しいという収め図ではありません。

きっと初心者の方でも、時間をかけて理解すれば、きっと描ける事例だと感じますが、さて如何でしょうか? 難しいですか?

1.ショーケース部のガラスと天板との収め
2.ショーケースのスライドする底板部の収め
3.間接照明を取り付けた腰部分の収め

どれも断面図が主となりますが、場合によっては平面詳細図があると、より分かりやすい事もあるので、必要に応じて追加すれば問題ないでしょう。

では、拡大図で理解頂きましょう。

それでは、もう少し説明を加えることにします。
詳細図が必ず必要となる部分は3カ所あります。 この3カ所を覚えておけば、どこを詳細図として描けば良いがよく分かります。

ショーケースのスライドする底板部の収め
断面詳細図

上記の図面が各必要詳細図ですが、前述した3カ所の詳細図が描かれているのが分かりますよね。

このケースでは天板の上にスライドするトレーが乗っているので底引き式のスライドレールを使っています。

しかし、トレーを引いた時にスライドレールが丸見えになってしまうので見栄え的には良くありません。特別なことがない限り横引き式を使う方が望ましいでしょう。

変わって腰部の断面図ですが、現場での取付手間を省く事と、仕上がりラインを合わせる為にガラス押さえをフラットバー(FB)ベースに溶接したものを持ち込みました。

最後に、この断面図で配線経路も明記して分かりやすくする事も忘れないようにして下さい。 では、失礼します。

お願い致します!
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