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《吊式サイン》内照式ベース+象眼サインを施した興味深いの作図事例

象眼サインを施した興味深い作図事例
■サイズ■仕様
W2000×D90×H1150
図面参照
フレーム:90×30スチール角パイプ焼き付け仕上げ  
格子:t=6スチールFB焼き付け仕上げ
※押さえ縁に溶接止め
盤面:t=5クリアアクリFIX+一部スリシート貼り
■備考
 

作図説明

この作図事例は、天井吊り下げ式のコーナーサインの詳細図です。サインバックの意匠を除けば、ごく普通の吊りサインですが、サイン(文字部分)を象嵌サインにしているところが特徴です。

「象嵌サイン」という言葉を初めて聞く方へ簡単に説明しておきます。象嵌サインは、抜き文字サインのように内部照明の光を受けて、文字だけが浮かび上がる見え方になります。

抜き文字サインと唯一違う点は、アクリルなどで作った切り文字を盤面の裏からはめこみ、立体的な文字サインになる点です。ただ盤面の抜き加工などでコストが割高になるので注意して下さい。

以下「有限会社タクミスタジオ様」のサイトを参照ください。

有限会社タクミスタジオ様

この象嵌サインとフレームの間には、アクリルをベースにして円形模様のカッティングシートを貼り付けています。このアクリルの固定方法については、最も一般的な押さえ縁を使っているのでそれほど難しくはありません。

それでは、この作図のポイントでもある平面詳細図と断面詳細図(一部立面詳細図)を以下に示してますので、確認願います。

平面詳細図

上記の平面詳細図と以下の断面詳細図をしっかり見手頂ければ、初心者の方も必ず読み取れて、理解できると思います。

断面詳細図

前述した、押さえ縁を以下に表現しておきますのでご覧ください。上記、縦断面詳細図の一部を拡大してみました。

部分詳細図 (ビス固定部の底目地画像)

上記に、ひととおり作図の作図をご覧いただきましたが、理解していただけましたか?

金物組みについては、ちょっと厄介ですが、部材を理解することからはじめれば大丈夫です。一度お、ネットでお調べください。

ちょっとしたアイデア

内部照明のメンテナンス用ハッチをサイン盤面の裏面に設けました。固定方法については、固定用のビスが見えなくするために工夫しました。

スチール盤をそのまま固定しても良いのですが、固定後にビス頭が見える、と言うのも何だか芸がないような気がして・・・。

ハッチの四方に窪み加工(底目地)をつけて、この部分にビス固定をします。こうすれば、多少なりとも固定用のビスは見えにくくなります。 (ビス固定部の底目地画像)

お願い致します!
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