■サイズ | ■仕様 |
W1200×D450×H2200 | 本体:14×32スチール角パイプニッケルサテン仕上げ ステージ:化粧板仕上げ(白) |
■備考 | |
作図説明
今回は、某百貨店の平場で壁面を飾った什器です。平場となるとブランド移動があるので什器は可動式と決めっています。壁面に限らずWサイズが合えば柱巻きなどにもレイアウトが可能となります。
このような自立型のフレーム組什器の支柱には、普通スリットパイプを使用することが多いですが、この事例はちょっと違いがあります。それは、スリットとダボ穴を使用した、他に事例がない什器だと感じます。へんてこな感じです。これは繙きが必要です。
この位置に、ダボ穴+スリット穴があるって変ですね。結論から言うと、スリット上部にあるダボ穴は専用パーツ(棚板)を取り付ける際に使用します。
下部の2つのスリット穴はきっとハンガーバーを掛けるようになっているのでしょう。これはかなり変わってます。
恐らくこのデザイナーさんは、クライアントの要望で商品陳列する高さを2カ所に限定しようと考えたのでしょう。ただ、スリットの溝加工されたパイプが1本だけなので取り付けるパーツによっては安定性に問題点が発生すると考えられます。ハンガーバーとしか考えられません。
上記は、専用パーツの棚板詳細図です。基本的にダボにて固定するのですが、ずれ止め用で背面から押さえネジで締め付けるようにしています。 これもちょっと不安感は否めません。