高級レストランには確かに相応しいタイプ!
久々の建具図ですが、今回の納め図はかなりきびしい図面となってますので、心して見るようにしてください。
建具の付属金物もしっかり描いてますので文句の付け所がありません。是非、読者のみなさんも共有してください。
私の資料では、2020年5月辺りに描いた記録がありますが、ぱっと見で分かるようにクラシカルで重厚な感じは、現在でも通用する図面と感じます。
平面図、立面図(表裏)、それに断面図となっています。
詳細図につきましては、もうこれは施工図と行っていいほどの仕上がりですので、しっかりマスターしてください。
それでは、時間をかけて図面の読み込みと行きましょう!(30分)
■サイズ | ■仕様 |
W2520(枠込み込み)×D340×H2465 図面参照 | 枠:スチール曲げ加工+不燃突板シート貼り(ウォールナット 板柾/安多化粧合板) 建具:スチール曲げ加工+不燃突板シート貼り+化粧面材(不燃材) ※内部にグラスウール充填 |
■備考 | ■難易度:上級編★★★★☆ |
作図解説
元々の資料はトップ画像と以下の詳細図をA3サイズ1枚でまとめられていましたが!
これじゃ、かなり見にくい理解しにくいと感じ、縮尺を変更して描き直しました。
この建具の設置場所が、ホテルのレストランでという理由から、かなり豪華な造りに描いてみました。
もちろん見てくれは最高なのですが、その内容もみなさんにとって、かなり勉強になる内容があります。
まず、この建具は基本的にはスチールドア(以降SD)ですから、図面を描くには木製建具のようにはいきません。
そしてこのドアのは、面材が入ってます。シンプルな面材ですが、厄介でした!
後の、各詳細図を見れば分かっていただけると思いますが、とにかくややこしい図面でかなりの時間を要し記憶が残ります。
納めポイント/これを覚えれば言うこと無し!
一見、とても厄介と感じますが、実際厄介な図面でした。
開閉は、コンシールド+ロートンロングヒンジを取り付け、建具下部にはオートマチックタイとといった付属金物、おまけに、建具内に防音材であるあるブラスウール充填という厄介さでした。
付属金物などの品番を調べながら進めましたが、ほぼ1日かかりました。こんなのが、約10枚!
本当に参りました。
しかし、今考えれば良い勉強をさせていただいたと感じます。しかもお金までもらってね!
何にでもそうですが、経験値って大切です。
ただですよ、みなさんが難しいと感じても、この図面、描けないわけではありません。ちょっと要素が多かったのかもしれません。
建具本体以外にも、前述した多くの要素が含まれていたので、私は時間はかかったと言うことです!
出来るなら、みなさんも時間があるときに、一度挑戦してみてください!
尚、付属金物類に関しては、最後に添付しておきます。
コンシールドドアクローザーについては以下参照ください。
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普段、描いている建具図にはあまりお目にかからない建具の付属金物ですが、この際に勉強しておいてください。
頻繁に開閉するドア、重量のある大型扉、3mを超える搬入扉、スタイリッシュに見せたいドア、特定防火設備防火戸にもお使いいただける連続丁番です。
扉高と同じ寸法で取り付けることで荷重を丁番全体で支えますので、扉のダレやソリ・歪みを軽減させ、また開閉力も小さくて済みます。
開き扉の下部をシールする商品です。
気密性を飛躍的に高め、音・風・光・煙をシャットアウト。
扉を開けるとシールは自動で解除され、ゴムが床を引きずることはありません。
段差を取らずにすむため、床面は平坦なまま。車いす・ワゴン・台車がスムーズに通れます。
尚、これらの付属金物は以下サイトからの抜粋です。参考にしてください!
今回はいかがだったでしょう>?
これからも、図面屋として精進していきますので、応援よろしくお願いします。
長々とお付き合いありがとうございます。
尚、乱文についてはご容赦を!
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