■サイズ | ■仕様 |
W5012×D425×H2379 図面参照 | 壁面:木工下地栓材(板目)染色CL仕上 ワンバイワン プロスパーラインシステム取付 t5mmクリアミラー貼 |
■備考 | |
2020.07.17 |
作図説明
今回の作図事例は、スリット柱に代わるシステム壁面の詳細図をご紹介します。 以前まででは、スリット柱を代表とするシステムが主流となっていましたが、この事例で使用しているのは意匠製のある横方向のラインシステムとなります。
ラインシステムの大きな利点は二つあります。
一つ目は意匠性が高いという点です。 約10mm幅の溝構造になっているので目地として扱うこともでき、壁面と一体化した見え方が可能となりました。 二つ目は、パーツの組み替え方法が簡単である点です。
パーツを好みのピッチで陳列できることや、抜き差しだけでの着脱は、イベントや季節毎の商品入れ替えにフレキシブルな対応ができます。 これは、従来のスリットを利用したシステムよりも自由度の高いシステムと言えます。
収め方も特に難しいとこはなく、受け金物をベースとなる壁にビスで固定した後に、プラスターボードなどを貼っていくだけで完成します。(b詳細図を参照下さい)
この事例ではプラスターボードの下地を40mm×25mmの角パイプを用いていますが、安価な軽量鉄骨でも問題ありません。 パーツの種類も豊富で、ハンガーはもちろん、アルミ製の棚やアクリル棚にも対応が可能です。
また、木棚用にインロー式のブラケットもあり、今回の事例はこのパーツを使用しています。 参考までにインロー式での取付方法を解説しているスケッチがありましたので添付しておきます。
しかし、唯一の難点はコストがスリットシステムよりも高くついてしまうことです。 従って、見せ場となる壁面にポイント的に使用する方法が最も適しているかもしてません。
このラインシステムについての詳細は、下記サイトをご覧下さい。
⇒ ワンバイワン プロスパーラインシステム
最後に、ミラー部の納めを載せて終了します。壁面でよく見かけるミラーパネルも同様の納めが多いようです。是非覚えておいてください。
まとめ
まとめってほどではありませんが、このラインシステムは、意匠性と自由度の高い壁面システムです。あまり細かいピッチで追い出してしまうと、かえってラインが目立ってしまう恐れがあります。
そのため、店舗の環境壁意匠に合わせたバランスを取れたピッチを選ぶようにしてください。そして、商品によってもピッチの違いはありますので、その点も注意してください。
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