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バッタリ戸 “きほんのき” の姿図と詳細図事例

WDDDING SQUARE 梅田HILTON_2013.04
■サイズ■仕様
W900×D150×H2175バッタリ戸:不燃化粧板仕上げ
■備考
 

作図説明

最近、読者さんからのリクエストが多いののが、バッタリ戸の図面です。そこで今回は、「バッタリ戸 “きほんのき” の姿図と詳細図事例」をご紹介します。中華料理店で作図したものです。

厨房の出入り口として設けたバッタリ戸です。それほど難しくないので、是非マスターしてください。まず、以下が平面詳細図となりますが、しっかりを読み取ってご理解ください。

尚、この作図は、平面詳細図を1/5で描いていますので、建具ワイドなどは、一部をはしょって描くことにしています。初心者の方には、慣れないので、とても見にくいと感じますが、慣れれば問題なくすぐに読み取れます。

この作図では、バッタリ戸の厚み、建具枠と壁厚などを明確に描いていきます。そして寸法もしっかり入れます。また、バッタリ戸と枠の逃げ寸法もお忘れなく!この程度に描ければクレームなどはまずこないでしょう。後、文字入れも大切なので丁寧に書いていってください。

いかがでしょうか?

上記の平面詳細図は、ご理解いただけたでしょうか!また、バッタリ戸ではお馴染みのグレビティヒンジの取り付けも覚えておいてください。次に下記の断面図も大切な作図です。

それでは、次に以下の断面詳細図ですが、寸法、文字入れはしっかり入ってます。その他は、上記の平面詳細図と同様建具H(高さ)については、一部はしょってます。

そして厨房エリアの床上げ部も必ず描きます。防水区画って奴です。この防水区画については、いずれご紹介するつもりです。ここでは、グレビティヒンジが見えます

最後に、ちょっと私の意見をお聞きください! というのは、このサイトの管理人さんがよく言っている「引き出し」のことです。

私は「デザインの引き出し」と呼んでますが、みなさんも早めにこの「引き出し」多くつくり自分なりのストックボックスをつくってみてはいかがでしょう。

そして、我々がこのサイトで投稿している画像を、その「引き出し」に貯めておくようにするのです。そうすれば、図面を描くとき必ず役に立つはずです。

私も管理人さんからこの方法を学んで、今では大学ノートで50冊分の「デザインの引き出し」というか「虎の巻」ってつくっています。すぐには答えが出ませんが、後々きっと役に立つこと間違いなし!

尚、今後もリクエストがあれば、出来るだけお答えしますのでメールください。それでは、読者のみなさんが素晴らしい図面屋になることをいつも祈ってます。余田和でした。

作図での注意点

最後に、建具図を描くときのルールをお伝えします。最初に平面図、立面図、それに断面図と進めます。A3用紙の場合、建具の大きさにもよりますが、縮尺は1/20で描きます。ただ、これだけでは、実施図とは言えません。そこで必要となるのが詳細図です。それが、今回の事例にもある、平面詳細図と断面詳細図です。スケールアップし描いていきます。

お願い致します!
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