サイトアイコン 図面屋.com 店舗設計詳細図「虎の巻」

基本的なサインボックスの作図事例

デジタルサイネージボックスもに使える!

そろそろ年の瀬ですが、皆さんお元気ですか>?
私は、昨日入ってきた仕事(壁面のガラス棚受けの納め図)を早朝から進めてます。

さて、今回はサインボックスの納め図です。

30年前にレナウン関連の仕事で描いた図面ですが、これがサイン以外にも使えることを知りました。

と言うのも、先週デジタルサイネージボックスなるモノの図面を描いたときに気がついたのです。

20年前に描いたのも使えるんだって感動しました。ただ、若干の寸法調整はありましたがね!

やっぱり基本形を理解することは大切だ。改めて認識しました。

それでは、以下の図面を理解していってください。読み取り15分!

■サイズ■仕様

W920×D200×H2188
図面参照
本体:木下地+ラッカー塗装仕上げ
サイン部:t5mmクリアアクリ+コルトンシート+t5mmクリアアクリ
■備考■難易度:初級編★☆

作図解説とポイント

まず、この作図で覚えることは、以下の2カ所の断面詳細図です。
ほぼ、これにつきると考えられます

平面詳細図を見てください。
作図精度は、繊細には見えないけどまず合格点を出せそうです。

例えば、木工部のネタ入れ、開口ドア、開口するための蝶番、サイン部の納まり、サインバックのLアングルの取り付けと、どれを取ってもほぼ完璧です。

このようなボックスサイン(行灯)の原型と考えても良いでしょう。
また、指示言葉も落ち度がないですね。

よく気がつくスタッフが描いたのでしょう。


次に、縦断面詳細図を見てください。
すでに、平断面詳細図に目を通してもらっているので、こちらについては理解しやすいと思います。

ちなみに、サイン卜すと表題は入ってますが、正確にはサインでは無く、コルトンボックスと言った方が良かったのかもしれません。

盤面をみれば、t5mm透明アクリ+ビジュアルフィルム+t5mm乳半アクリの構成になっていて、店頭でのビジュアル演出するコルトンボックスです。
※図面表記は間違っています

ですから、記事タイトルは『コルトンボックス』って書いた方が良かったのかもしれんません。
しかし、サインもフィルムにして入れることも可能ですから……。

ここで付け足さなきゃならないことは、光漏れ防止クッションや、サイン開閉時に必須のマグネットラッチを使っていることです。

サインって、木工のボックスだけで無く、サインの盤面の主口や、それに付随するパーツや備品が入るので、作図には時間がかかります。

ですから、今回の事例に出てきた木工以外のアイテムは是非覚えておいてください。
出来れば、メモ書きして暗記してもらったら私はもっと嬉しくなります。

以上です。

お願い致します!
↓ ↓ ↓


モバイルバージョンを終了