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《壁面造作》ニッチスペースにシャッターパネルを取り付けてみた!

見た目は良くないが、機能は十分なシャッターパネル

最近は、見なくなったシャッターパネルですが、その機能については、使い方によっては素晴らしい働きはあります。特に細かい展示には最適です。

服飾品だけで無くても、生活雑貨、家電などのショップにはとても便利な材料です。可動性もあるし、場合によっては、壁面に変化をもたらせます。

今回は、アパレルショップの一画に、ファッション雑貨などを展示するために、設けられたスペースです。納め図としても、完成度は高いので是非、覚えておいてください。

■サイズ■仕様
W1265×D253×H3300
図面参照
内壁:セキスイストライプウオ-ル
SW-A30F H=150×15枚(シルバーアルマイト)
※ 細部に関しては図面参照
■備考
難易度:初級編/★★★☆☆

作図解説

トップの画像を見てください。四方をアールに加工したフォルムは、このショップの壁面と統一した意匠にしています。まぁ、デザインのリレーションを図っていいるわけです。

内部には、シャッターパネルに、フックや棚陳列が出来るようにしています。

主にベルトや小物雑貨を陳列するのに適していますが、シーズンによって一点掛けのフックでディスレプレースペースとしても活用出来ます。

このシャッターパネルを利用する事で、規則性ある陳列とランダムな陳列の両方が、可能なことから柱型や壁面什器間の干渉スペースにも設置されることがあります。


非常に汎用性あるシステムで、スリットを使ったパーツ展開よりも見映えが良く、安っぽくならない所がこのシャッターパネルの利点ですね。

前述したことで、大凡の内容は理解できたと感じます。いってみれば、ベースになるシャッターパネルを取り付ければ、非常に汎用した展示が出来ると言うことです。

ですから、この点を理解すればOKです。後は、細部の内容を理解するだけです。

ポイントは細部を理解すること

以下は、各詳細図となりますが、まずトップ画像と以下の詳細図を、読み取ることから始めてください。ゆっくりで良いですから進めてください。

とりあえず、以下はシャッターパネル部(立面図の一部)の拡大バーションを、見てください! ここには、ランダムに付けられたアクリル棚とフックが見て取れます。如何ですか? OKですか?

次に以下の図ですが、何処を描いているか分かりますか…………..?

これは、アクリル棚の平面詳細図です。平面図、立面図、断面図です。普段見る什器と同じです。詳細図となると、縮尺は上げますが。

これで、この箇所のディテールが明確になり、理解も早くなりますね。図面の描き方として、覚えておいて以下もしれません。

以下は、フック箇所の断面詳細図です。上の図と下の図を理解すれば、言うことはありません。まず、しっかり理解するようにしてください。

最後に

実際、当時はよく見られたシャッターパネルですが、今でもスポーツショップでは無くてはならない壁面素材となっているようです。

しかし、今回のようにファッション店では、あまりお薦めしません。(私的感覚)

素材色が、どうも気になりますし、安っぽい感じが否めません。ですから、仮に使うとならば、私ならハイテクムードを感じるMDのショップが、良いのではって思います。以上です!

お願い致します!
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