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《壁面サイン》大型コルトンサインボックスの作図事例

インパクトのあるサインボックス

物件名:クレール加古川サティ店 _1998.02
■サイズ■仕様
W1800×D400×H1800
図面参照
フレーム/支柱:25×25スチール角パイプ組焼付け仕上
盤面:t5乳半アクリル+ブランドサイン:カッティングシート切文字貼
■備考
初級編/難易度:★★☆☆☆

作図解説

今回の作図事例は店頭に設置したコルトンサインボックスの詳細図ですが、かなりのインパクトがあります。

特に平場(壁面に囲われていない中央の売り場)での活躍が期待されるサインボックスです。

通常、平場ではサイン表現がとてもしにくく、仮に売場区画内に環境柱があれば、行灯サインパネルなどで表現したり、什器のフロントあたりにちょっとデル程度です。

まあこれは、これでいいのですが、やはりせっかくのブランドです。ここは、大きくいこうと考えました。

そんな理由で考えたのが、今回の事例です。1800mm×1800の大きな面で、ビジュアル演出がして、顧客にアピールすれば功を奏すこと間違いなしです。

納め方について

まず、以下の断面詳細図をご覧ください。

什器本体の外観は、25mm×25mmのスチール角パイプで構成したフレーム内に、あたかもコルトンボックスが浮いているかのように表現します。

コルトンボックスは、化粧板パネルをカタカナのロの字型に組み、正面と裏面に乳半アクリルを、スチールのLアングルで固定したシンプルな構造になっています。

このLアングルを固定するのに用いているのが、六角ビスと鬼目ナットです。内部の照明をメンテナンスするためには、Lアングルを固定しているビスをはずすことで可能となります。

しかし、この場合、スクリュー型のビスではメンテナンスの回数を重ねていくうちに、コルトンボックスに明けたビス穴が大きくなって緩んできてしまいます。

そのため、コルトンボックス側には鬼目ナットを打ち込み、ビスが緩むことのないようにしました。

下記にこの事例で使った同等の六角ビスと鬼目ナットを添付しておきますので、参照下さい。

取付方法も簡単で、角パイプフレームの側面から、このコルトンボックスを滑らせて上下にある16mm×16mmの支柱に溶接しておいたプレートでビス固定します。

ただ、大きな盤面であることから問題が一つありました。

1800m×1800mmのアクリ板は、既製材料ではコストが、かなりかかります。そこで、アクリル板を上下に2等分することにしたのですが、この2枚のアクリル板をどうやって押さえるかがネックになっていました。

この解決策として取った納め方は、アクリル板を押さえるフラットバーの裏面にもう1枚5mm厚のフラットバーを溶接しておき、ここにアクリル板を乗せる事にしたのです。

まとめ

ちょっと珍しいサインボックスですが、作図事例は20年前の物です。ちょっと失敗したのは、アクリルを二等分したことです。予算がなかったんですね。

形状としては、シンプルでとても良かったんですが、ここは、コストを考えないで1枚ものにするべきでした。

このフォルムは、仕上げを変えてやれば、今現在でも良く使われています。特に展示会などではよく目にします。

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