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カジュアルタッチのベンチシート作図事例

シンプルでカジュアルムードが好い!

今回は「ベンチシート」の作図です。カジュアルなカラーとシンプルさが気に入っています。
以下には事例の全貌が表現されてますが、造りもシンプルで作図も難しくはありません。

ベンチシートの事例は当サイトでも数が少ないので、この際に是非覚えておいてください。
役に立つかはご自分でお考えください。ただ、ネタは多く持っている方がいいと考えます。

ちなみにこのショップは、ファストフードテイクアウト専門店ですが、イートインコーナーも併設していました。そのためのベンチシートなのです。

それでは、作図を読み取ってください。約15分で行けるでしょう。

■サイズ■仕様
W3260×D1270×H1200
図面参照
パーティション:スチール角パイプフレーム+t=1.6スチールプレート溶接止め+不燃古材ビス止め
背もたれ、座面座面:クッション+生地張り
テーブルTOP:古材
テーブルベース:300×300スチールプレート+ゴールドメッキ塗装+エイジング加工仕上げ
※脚に溶接止め
■備考■難易度:中級編/★★★☆☆

作図解説

解説しますが、仕上げについては上に記入した「仕様」から読み取ってください。
まず、このベンチを支えるスチールの角パイプ(26×50)がベースになります。

そのベースに、それぞれのマテリアルを被覆したと考えれば、それほど難しく考えることはありません。

後、図面を見ているとやや狭い感じもしましが、イートインでは標準サイズです。

施工方法も、スチール角パイプ組を取り付けその後に、背もたれと座面を取り付けるだけです。もちろん現場では若干の調整はいるでしょうが…。

解説については、この程度でおわかりいただけると感じますが、何か疑問があればお問い合わせください。

それでは、この事例の作図上で大切なことをお伝えします。

作図ポイント

まず、下の作図を見てください。この描き方、どう思われます?
立面図と立面断面図を描いているのですが、別の間違いではありません。

時間の無いときや、紙面上の都合でこう描いているだけです。まぁ、手抜きにも感じましたね。
(笑い)

プロの方はよく使う手ですが、お勧めはできません。
しかし、こういうテクニックも覚えておけば役に立ちます。

この作図もしっかり描けていますが、ちょっと知識が無いスタッフが描いた図面です。
もっと押さえが必要です。

まず、テーブルの固定方法が甘い!

300×300の表の座は良いものの、床固定はかなり貧弱です。出来れば、150×150程度のスチール板などにして欲しかった。

まだありますが、やはり気にななるのが、テーブルの壁面固定です。

私の考えとしては、壁面から補強用としてスチール角パイプをインロー式で固定すると発送があればグッドなのですが、描いた本人も経験値が少なかったという感じです。

皆さんのご意見もお知らせください。                 

最後に、作図ポイントとなるふたつの作図を載せておきますのでしっかり理解するよう努力してください。

お願い致します!
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