■サイズ | ■仕様 |
W3500×D40×H1100 図面参照 | サッシュ:25×40,60×40 SUSビーズブラスト仕上げ 押さえ縁:12×12 SUSビーズブラスト仕上げ スクリーン:t=10クリアガラスFIX |
■備考 | |
難易度:初級編/★★☆☆☆ |
作図説明
この作図事例はエスカレーターサイドに設置されたショーウィンドウの姿図とその断面図です。
商業施設のルールとして、見通し規制というのがあって、特にエスカレーターサイドには、この規制がありますので、注意が必要です。
この事例の場合は、ビル側(内装管理室)からの規制であり、このエリアには、遮蔽物を置かない規制が指示されます。
ですから、店舗側としては必ず、その見通しやらを考えて、シースルー感がある什器で構成しなければなりません。
さて、今回ご覧になっているガラスサッシュは、最もシンプルで、基本となる構造になっています。
納めについても、この事例こそ「ウィンドウガラス」の納め!といってもよいので、私は基本形と呼んでます。
尚、トップの図面では、その詳細が見にくいと思われますので、拡大図を下記に示しておきます。
作図ポイント
納めについては、上記のようになってますが、単純な図面なのでお分かりになるでしょう。
考え方は、25mm×40mmの鋼材に12mmの角パイプを片方は溶接で止め、その後、押さえ縁の12mm角パイプをビス止めとします。
ここでちょっとした注意点があります。
鋼材でもスチールとステンレスでは、規格サイズが若干異なります。スチールにあってもステンレスにないものもあります。
またその逆もあります。なので使用する場合は必ず鋼材表を確認する事をおすすめします。
仕上げは、どのようなものでも良いと感じます。スチールでは、メラミン焼き付け塗装が一般的です。
次に、今回の事例は、ウィンドウ下部の固定方法には、やはりアンカー打ちが必要かと思われます。
しかし、百貨店によってはこのアンカー打ちを嫌うところがありますので、事前に内装管理室への確認が必要かと思われます。
後記
今回の作図事例は如何でしかか?
ウインドウガラスの納めの基本は今回の事例で充分通用いますので、是非覚えるようにしてください。
また、今回の事例に近しい納めをするガラスパーティションってというのがあります。
これについても、当サイトには、多くはありませんが投稿していますので、こちらも参考にしてください。
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