一度で二度おいしいみたいな……….!
今回は、かなり昔の什器の紹介です。2000年代ですから私もまだ駆け出しの頃です。
パッと見ても古さ感じますね!
しかし、考え方はしっかりしてます。これぞ、『魅せて売る』って奴です。
大阪人的発想?(笑)
什器の位置づけは、大型商業施設や百貨店の共有通路などにチョンとおきます。
そして、まずイメージ付けのためにサインを見せる。
そこで、気に入りゃ勝っていってよ!という感じです。
それでは、図面に目を通してください。
■サイズ | ■仕様 |
W1206×D493×H2188 図面参照 | サイン部:木下地+ラッカーと総仕上げ その他は、図面参照のこと ハンガーバー:スチールクロームメッキ仕上げ |
■難易度:初級編★★★★☆ | ■備考 |
作図解説
このスタイルは、特に百貨店に多かったような気がします。
今のようなブランドショップ形式は、あったのはあったのですが、それはかなりの有名店だけだったようです。
二番煎じのメーカーないしはセレクト的売り場では、平場という空間を与えられるんです。
そこには多くのブランドがありました。
話がやや脱線で、申し訳ありませんが、まぁそういう事情でまずはイメージの良いサインからなのです。
さて、本題行きます。
まず、木工のサインボックスは、通常の作り込みで問題ないはずです。
平面詳細図と以下の断面図で十分理解出来ると思います。光源であるFLも確認出来ます。
(図面上の中央参照)
このサインボックスに別注したスチール組を取り付けた簡単なモノです。
作図ポイント
作図ポイントっていうほどたいした内容ではありません。
左の断面細図をしっかり覚えていただければ、それで結構です。
特に、作図初心者の方には理解しやすい図面です。
断面詳細図を見れば前述した内容が素早く理解できると考えます。
ここでの注意点!
1.サイン盤面の納め(乳半アクリルの取り付け方)を理解して覚える
2.熱抜き開口を表記する
3.2カ所のインロー式納めを理解する
(ハンガーバーの取り付け、什器全体の固定方法)
以上をしっかり覚えてください!
以下は、理解してもらいたいので拡大図を添付しました。
尚、床固定には施設の許可が必要かもしれませんので注意してください。
最後に竣工時点での写真があります。参考にして描いてみてください。
それと、「インロー式」納めについては、当サイトに多くとは言えませんがあるはずです。
是非チェックしてください。
それでは、今回はコレで終了です。
長々とお付き合いありがとうございます。尚、乱文についてはご容赦を!
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