汎用性のある間接照明
今回も間接照明の詳細図ですが、このようなスタイルの間接照明は何処にでも見受けられます。
要は天井が高く、広い空間は締まりが無く商業施設においては、仕方なく付けてるような装置です。
面白みも感じませんね。
しかし、これも設計上では大切な図面ですので、やや苦しい納めですが頑張って勉強してください。
ちょっとスタイルを変えてあげれば、かなり汎用性があります。
最近は、何故かこのような図面のリクエストが多いような気がします。
さて、いつものように作図の読み込みからはじめて下さい。
かなりややこしい図面ですから!
尚、いつも貼ってあるサイズ関連の表はありませんので、それらは以下の図面から読み取るようようにしてください。
作図解説
読み終えたようですから、解説を進めます。
前述に汎用性があるとは言いましたが、図面を見ているとかなり複雑な構造になっていいます。
確かに私もこれを描くのに数時間かかりました。
しかし、この程度の図面は描き慣れればすぐにとは言いませんが、必ず貴方にも描けるようになります。
まず、天井には12.5mmPBが2枚貼り。これはある意味常識です。
次に、空調用のスリットは別にして、そのしての構造がややこしいですね。全てスチールの角パイプで組み立てられています。全て規制の角パイプです。
その他、形状がややデザイン性の帯びた見切りは、全て別注で製作された部材です。かなりコストはかかったようです。
この角パイプ組みを基本天井(LGS)にドッキングさせるのです。口で言えば簡単なようですが、現場では大変でした。
最後に、下り天井のPBを貼って終了です。
要は、壁面から1000mm手前にせりだしたところまでは、軽鉄+PB。その先端(≒220mm)が今回の断面詳細図のになります。(天井図参照)
作図ポイント
拡大図を付けておきます。
作図ポイントと言ってますが、まさにこれ自体がポイントです。
当サイトにも、こういった部分詳細図がありますので、見比べて勉強してください。
何でも当たって砕けろです。
一度描いて見ては如何でしょう。添削しますので送ってみて下さい。如何に私のメールアドレス入れておきます。(zumenya@mash-com.com)
本日は以上とします。
長々とお付き合いありがとうございました。
《関連サイト》
■サイズ ■仕様 図面参照 仕様:天井PB下地+AEP塗装仕上げ ■備考 背景 2010年に台湾に居た友人から依頼で受けた物件です。百貨店の環境設計が主な業務となりました。 その後、トイレの施工図、売場など …
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