■サイズ | ■仕様 |
W1050×D30×H2400 図面参照 | フレーム:t=5 SUS FB HL※溝加工必要 スクリーン:t=5 クラッシュガラス+クリアガラス挟み込み |
■備考 | |
背景
2007年、エステティックサロン出店が多発したころで、私もスタッフ大忙しでした。設計費はそれほど良くは無かったが、定期的に仕事が来たのである意味助かってました。マニュアルがベースだったので、うちの作図初心者も参加してワイワイやってました。
作図説明
この作図事例は一般的な片開き建具の姿図と断面図です。開口枠が左右の縦枠のみで、建具の上部がオープンになっているので、ドアチェックの代わりにストッパー付きのスプリング ヒンジを使用しています。これについては、作図上の注意点を見てください。
エステには個別の部屋がいくつもあり、天井まである壁で間仕切られているので必然的に排煙開口を建具上部でとることになりました。ほかの建具も同様の開口枠で統一されているので、横枠のない2方枠になっています。
特徴としては、通路側と室内側で枠の見付サイズを変えています。(上記作図参照)通路側から見ると10mmの縦枠が天井まで伸びています。大きな意味はありませんが、デザイナーの一種のこだわりだと考えます。
それに、通路側は、どうしてもすっきり見せたいところでしょう。枠を強調させたく無かったのでしょう。
建具にはめ込んだガラスの押さえ方にも特徴があります。(以下の作図参照)これについては、通常、ガラス框戸では四方をガラス押さえとして、木工角材や金物で固定するのですが、この事例のように上下の上げ落とし式(ケンドン)の後、左右のコーキング止めによる固定にしています。
この納め方では表裏を同じ意匠にすることができ、無駄なラインのないすっきりとした見え方になるメリットがあります。しかし、普段はこういった収めはしないので、二次的な収めに時に用いてください。
作図の注意点
この建具には、ドアチェックの代わりにストッパー付きのスプリング ヒンジを使用しています。しかし、このヒンジは、開く角度は調整できても、ドアクローザーのように閉まるスピードを細かく調整できる機能がありません。
そのため、開口枠には、開閉時に極力音を出さないようにする事が条件だったので、両枠にゴムパッキンを取り付けています。
建具の描き方について有益な情報があります。興味のある方、是非以下サイトへお立ち寄り下さい!
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