■サイズ | ■仕様 |
W920×D200×H2200 図面参照 | 本体:木ラッカー塗装仕上げ 盤面:t=5乳半アクリ+コルトンフィルム+t=5透明アクリ フレーム:スチールFB+角パイプ溶接組ホワイトブロンズ仕上げ |
■備考 | |
背景
ショップファサードでビジュアルサインを設置している店舗は数多くあります。今では、LEDの普及やデジタルサイネージといった薄型で大きな画面でのビジュアル機器での演出が増えてきました。
しかし、今も昔も構造的にはさほど変わっていません。そこで、今回はメンズスーツのショップで以前に設計した物件から、ビジュアルサインの基本にもなる収めをした作図事例をご紹介します。
作図説明
百貨店などの店頭柱前に設置している事が多い、行灯サインBOXの姿図と詳細図です。ファサードでは、マネキンと合わせるとアイキャッチャー効果が期待できます。
仕様としては、盤面 t=5mm乳半アクリと、t=5mm透明アクリでコルトンフィルムを挟み込んでいます。この盤面をスチールのFBと角パイプとを溶接組したフレームに抜き差ししてメンテナンスをします。
ちょっと以前には、このタイプのサインはよく目にしましたが、現在もサイネージを使った手法は多く見られますが、作図を見ていると時代性を感じます。双方とも考え方は同様です。
その他、付属品として、開閉に必要なピアノ蝶番とプッシュ式マグネットキャッチ、そして光漏れと開閉時の衝撃を緩和するクッション材が必要となります。ただ鍵が描いていないのでフレームの右側センターに鍵を取り付ける必要がありますね。
作図上での注意点
作図での収めはさほど難しくない什器ですが、高さがあるので、床面の固定は強固なものにしなければなりません。百貨店等ではアンカーボルトでの固定をほぼ禁止している所が多いのでビス止めで、頑丈に固定する方法を考えなくてはなりません。
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