■サイズ | ■仕様 |
W1200×D450×H900 図面参照 | 本体:木工+化粧板仕上げ 天板:木工+メラミン化粧板仕上げ Aタイプサイズ |
■備考 | |
作図解説
売場では無くてはならないのが、今回の事例であるサービスカウンターです。実物件のフロアが、かなり広かったので、そこに置かれたカウンターを4種類お見せします。
ただ、設置する場所が異なるので、腰の意匠がないカウンターもありますが、基本的にどれも同じような機能となっています。
例の如く、作図は2回で構成しています。それぞれのサービスカウンターを理解してください。
AタイプとBタイプについてはワイドのサイズ違いで、売場の中央に設置しているカウンターなので、両面の腰を同じ意匠のようにしています。
この引き出しや扉を模したダミーの意匠は、小物の商品を扱う雑貨ショップなどで多く見ることができます。
以下に、Aタイプの断面図が有りますので、確認して下さい。尚、什器の高さが2つは入っているのは、高さが違うCタイプのサイズも加味しているという意味合いです。
あまり良くない表現ですが、急がされている時は、よく使う手です。
ポイントは、あたかも引き出しがあるかのように目の錯覚効果を使ったデザインです。(この手法はよく使われます)
Cタイプのカウンターは全体的にサイズが小さくなり、壁面に設置しているので腰には意匠を施していません。高さが低くなった事によって、引き出しの数も一段減らしています。
以下は、順当な描き方です
最後にDタイプですが、このカウンターだけにはレジを置く事を想定して、タペアクリルのカバーと家具コンセントを取り付けてあります。
このカバーを取り付けた部分には引き出しなどを取り付けず、オープンな状態にして、スタッフがより近くで作業出来るようになっています。
シンプルなダミー意匠と極一般的な機能をもったサービスカウンターなので、汎用性が高い什器となっています。
作図的に、特に注意すべき点はありません。しかし、図面の描き方について覚えておいていただきたい事が一つあります。
それは、たとえサイズ違いの什器であっても、単品図としてそれぞれの図面を作図しておくことです。作図の効率は確かに向上しますが、見る人が戸惑う恐れもあるので、まだ慣れていない方は一枚ずつの作図をおすすめします。
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