
■サイズ | ■仕様 |
W×D×H 図面参照 | 建具本体:SD+ダイノックシート貼り |
■備考 | |
作図説明
今回は、結婚式場のチャペルエントランスに取り付けた建具図の施工図をご覧頂きます。私は大型ドアなんて読んでいるんですが、エントランスの建具には鉄扉(SD)やテンパライトドア(強化ガラス製のドアの商品名)を使用することが多くあります。

上記のような建具に、必ずセットとなるのがフロアヒンジとピボットヒンジがありますが、今回はフロアヒンジを使用した作図事例です。もちろん、用途によってどちらのヒンジを使用するかは、鉄扉の重量や枠との取り合いで変わってきます。
今回の事例のようなチャペルでのエンタランスには、フロアヒンジの使用が好ましいと感じます。ただ、床にヒンジボックスを埋め込む工事が発生します。
ちょっと平断面詳細図を見てください。かろうじて床のヒンジボックスが見えています。その下の断面詳細図もご覧になれば、その位置関係もお分かりになると思います。



断面詳細図がちょっと解りづらいと思い、一部拡大したものを載せてみました。これで少しは理解してもらえると感じます。
まあ、平面詳細図に比べれば、作図作業もそれほど時間はかからないと感じますが・・・・・・。ちょっと余計な線が入ってしまって申し訳ありません。
今回は、フロアヒンジでの施工図をお目にかけましたが、非常用扉などは比較的ピボットヒンジを使用することが多いようです。ただ、今回のような事例ではむつかしいと考えます。
またフロアヒンジは、今回の事例以外でも商業ビルやオフィスなどのメインエントランスのドアに多く使われています。
一度、意識してみてください。
何でも「百聞は一見にしかず」と言いますから・・・・・。では、次回も皆さんの為になる作図事例を投稿しますので、楽しみにしておいてください。ありがとうございました。
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