■サイズ■仕様
W3600×D3600×H640
図面参照
建具:t1.5mm曲げ加工+石目シート貼り
窓:t6mm透明ガラス+飛散防止シート貼
押さえ縁:角パイプ組(ゴールドSUS,VB)
枠:t1.5mm曲げ加工ゴールドSUS.VB
■備考
 

作図説明

建具には、框戸と呼ばれるタイプがあります。四方に框と呼ばれるフレームがあり、そのフレーム内にガラスやその他類する素材をFIXさせた建具です。

良く使われるのが、住宅の勝手口等です。今回の作図事例については、その框戸を鉄扉仕様にしている建具です。

構造は、従来の鉄扉を応用しているので、納めについてはさほど難しくありません。

それでは納めを説明する前に各詳細図を見ておきます

平面詳細図

上記は、平面詳細図です。後で出てくる開口補強について関連がありますのでよく見て、よく理解しておいてください。このスチール製の框戸について、木製建具と、唯一違っている点があります。

それは開口補強です。

というのも、鉄扉自体に重量があるので、開口部にはそれ相応の強度が必要となってきます。一般的な木製建具の場合は、壁面下地でもある軽量鉄骨(以下LGS)で補強はまかなえます。

しかし、今回の事例のように鉄扉の場合は、LGS下地だけではちょっと心許ない感じがして、不安感が募ります。ですから、より頑丈なC型綱を開口補強(今回の事例)に使用した方が得策です。

※Lアングルピースでの溶接止め
※異形鉄筋での溶接止め

そのほか、今回の事例とは違った収め方もご紹介しておきます。1枚目は、角パイプ組みとLアングルピースで開口補強を図った事例です。一般的に開口補強を考えるときは、上記のように補強金物となり得る材料をLGSスタッドに溶接した後に、Lアングルピース鉄扉枠を溶接固定します。

2枚目の作図の場合は、LGSスタッド鉄扉枠しれぞれに異形鉄筋などに溶接して固定した例です。こちらもよく使うので、是非参考にそ手ください。ただ、平面詳細図(今回の事例)のように、ビス止めでの固定は、現場で火気を使わないので、汎用しています。

従来の基本的な鉄扉の作図事例をご覧になるなら下記を参照下さい。
⇒ 基本的な鉄扉(SD)作図事例

最後に、縦断面詳細図も添付しておきますので参考にしてください。かなりチカラがはいった作図に仕上がってます。ガラスFIXの収め、その他詳細がよく理解出来ると思います。

真似るところがあれば、しっかり理解してください。「真似ることこそ図面屋としての一歩です。」

断面詳細図
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