機能はどうあれ基本型はマスターすべし!

今回は、初心に戻って当分の間、什器の基本型についてお伝えしていきます。
最近は図面もろくにかけない輩が多くて、私は悲しく感じます。

きっと、”きほんのき”をマスターすることなく、毎日仕事に追われ、次へ次へと進むんだ結果と解釈します。
せっかく図面を覚えようとしているのに、会社ってやつは人を駄目にするように感じます。

私の現物件にもそういう輩がいて、納めもマスターせずに大きな口を叩く人がいます。残念です!
私も、この世界もう40年を過ぎようとしてますが、初心は忘れたことはありません。

話は、横道にそれましたが、我が業界の現状です。

以下の図面は、2010年竣工のブランドショップのサービスカウンターです。簡単すぎて申し訳ないぐらいです。
しかし、簡単と言っても描けない人が多くいます。

ですから、将来にこの業界で起業するならば、図面の基礎をしっかり覚えてほしいと考えます。
今からでも遅くはありません!

それでは図面を読み込んでください!(5分)

■サイズ■仕様
W1500×D600×H950
その他サイズ、仕様は図面参照のこと
TOP:木工下地SUS HLプレート貼り
本体・引出:木工ラッカー塗装(白)3分ツヤ
内部:シナ合板
■備考 
その他仕様は図面参照のこと
■難易度:初級編★★★☆☆/3.0

作図解説とポイント

什器図面は、三面図とその詳細図で成り立ちます。

この事例で欠けているのは、平面詳細図です。当時(昔)は、ほとんどの人がこの平面詳細図を描かなかったと思います。

私もご多分に漏れず、同じ調子で図面を描いていましたが、単純な什器図面だったら断面詳細図があればOKって感じてました。ここでは詳しいことは割愛しますが、いつか話します。

さて、図面を見ればお分かりだと感じますが、下の断面詳細図は、しっかり描けています!
断面図と言えばほとんどの人が『ハッチング』で処理します。

しかし、私と仲間の間では、必ず『ネタ入れ』で描きます。

これについては、経験上習慣化することをおすすめします。邪魔くさいと、お思いでしょうが、慣れれば時間はとりません。

これら断面詳細図は、什器展開図で指示された🅰、🅱のところを描いています。

デザインは極力抑えた、シンプルなサービスカウンターは個人的には好きですね。
これが、全ての基本型とは言いませんが、まずここから入りましょう。

そして、サービスカウンター(レジカウンター)は、それぞれの機能が多くあります。

その機能を多く覚えれば、問題ないのですが、やはりカウンターを使うショップの方の意見を聞く方が得策です。(上の図面にも描いてあります)

ザクッと進めましたが、理解して頂いた抱いたでしょうか>?
今回は以上とします。

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