最も基本的なテンパライトドアの図面

このサイトでも多くはありませんが、今回のようなテンパライトの作図をお届けしました。
その中でも、最も一般的な作図が以下にあります。

パッと見て、シンプルで誰にでも描けそうな図面です。
両サイドには大型ウインドウを設置しました。

背景としては、オフィスやショールームでの設置が望まれますが、実際での現場は学校でした。

それでは、いつものように図面を読み取ることから初めてください。(約5分)
図面を読み取る速度を上げるのも、プロへの道です。

■サイズ■仕様
W850×D160(ヒンジ含む)×H2700
図面参照
テンパライトドア:t=8強化クリアガラス+上下SUSガラスハカマ
ドアハンドル取り付け (G2605-01-023-L225/UNION)
フロアヒンジ取り付け (TS1300-A/CRAWN)
■備考
難易度:中級者/★★☆

作図解説とポイント

詳細図を見てもシンプルで見やすいのが良いですね。
以下は、平面詳細図です。

両サイドのウインドウが確認され、床のヒンジ、ドアハンドルなどが見て取れます。
この作図だったら、それほど難しくなは無いでしょ?

どうですか!

この平面詳細図で忘れてはならないことは、隙間の寸法を描いておくことです。
両サイドに 3mmの隙間を設けています。よってドアワイドは844mmとなります。

次の作図は、縦断面詳細図です。
ちょっとややこしく見える方も少なくは無いでしょう。

早く覚えてください。

ここでの注意点は、上下の納めです。ゆっくりで良いのでじっくり読み取ってください。

ガラスドアと上下のSUSハカマの納め、それから前述したガラスドアと構築物との隙間です。
この場合、上が 3mm、下が 10mmとなっています。

ドアサイズも H=2687mm と明確になっています。

ヒンジ部での納めは、当たり前なので何も見なくても描けそうです。

しかし、上部の納めは取り付ける機種によって若干の違いは発生しまので、ネットなどで調べてください。
適当なものが見つかります。

まとめ

テンパライトドアの作図は一度覚えれば、それほど難しく感じません。
描くことが大切です。

複雑な作図も出てくるでしょうが、大概は当サイトのあるテンパーライトドアの記事を見れば理解できると考えます。

しかし、書き込むことをしなければ、覚えることも出来ません。ですから、描くことが肝心です。
今回の事例を元に描いてみてください。

努力は裏切りません! ありがとうございました。

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