■サイズ | ■仕様 |
W775×D35×H1770 そのサイズは図面参照 | 建具:木下地化粧板仕上げ 枠:堅木 カラーラッカー仕上げ その他仕上げは図面参照 |
■備考 | |
今回も先回に続き、引き戸建具図のお話です。おの事例は意外と汎用性のある引き戸なんですが、見た目に良くないとの話もよく聞きます。
しかし、上の図面事例は、有名なスーパーブランドでも用いられた引き戸の図面なのです。ですから、中身は充実してます。
実際に店内には、ちょっとブサイクなのでおもてに出さないようにはしましたが、使いやすさで重宝されているようです。
それではその使いやすさとは・・・。
過去にも、いろいろ引き戸の図面はお見せしましたが、今回は窓が入った図面となっています。別に珍しいことはありません。特に接客スペースなどではよく用いられます。
さて、図面的にはこれもまたそれほど難しいことはありませんね!もう何度も見ている人なら、よくお分かりでしょう。
一般的な引き戸は、通常吊りレールを隠す場合が多いのですが、この事例に関しては片側面のカバーを省きました。下記の作図を確認してください。
引き戸に使用される吊り金物及び、レールには多くの種類があるので建具のサイズと重量に適したものを選ぶようにしてください。ネットでの検索でメーカーに問い合わせしてから作図を進める事をお勧めします。
ここでも、ひとつ注意点をお伝えしておきます。(もう伝えたかな・・・?)
引き戸には、必ず引き残し(一般的に90mm〜120mm)が必要です。ですから、有効開口寸法と引き残し寸法を合わせて全体の開口寸法を決定する事です。
引き残しとは、建具が開いた状態でドアハンドルや引き手が取り付けられる部分を指します。
※詳細図も添付しておきますので、ご理解のほどを!!
以下は、出張中に見つけた写真ですが、ナショナルチェーンのコーヒーショップの引き戸です。喫煙室で使用されてました。参考までにどうぞ!
見た目も仕様もよく似ていますが、事例はスーパーブランドで、こっちがコーヒーショップとは、ちょっと笑いが出ますね。
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