サービスカウンターに必要な要素とは！
今回は、商業施設には無くてはならない『サービスコーナー』について良い作図を発見したので投稿してみました。皆さんも必ず目にしているコーナーです。
今回は、たまたまR型のを設置しましたが、売り場によっては変化しますし、形状も様々です。
注目しなければならないのは、そこに設置するカウンターの機能です。
これについては、自分の憶測で作図を進めるのは、絶対にしないことが得策です。
なぜなら、そこで働く方のヒアリングを済ませてから図面着手するようにしてください。
それでは、進めます。まず、いつものように図面読み取りからスタートします。（15分）
| ■サイズ | ■仕様 |
| W3000×D1990×H900 図面参照 | 本体：木下地化粧板仕上 腰部：タペアクリルミラー5分割（化粧ビス止め） 基本フレーム：25×25ｽﾁｰﾙ角ﾊﾟｲﾌﾟ古美色仕上げ |
| ■備考 | ■難易：初級編/★★★★☆ |
作図解説
まず、図面については、箱物什器ですからそれほど難しいものではありません。
ゆっくり進めれば誰にでもかけます。
この事例では、Ａ3用紙にはいりきらずに枠外にはみ出たものも一部ありました。
図面左の包装台、バッタリ戸の一部でした。
図面バランスを考えない状態で描かれたと思いますが、この辺りは注意しましょう。
全部が入らなければ、縮尺を変えれば良いだけですから……！
図面は、左上に包装台、ツズいて平面図、その横に立面図が確認されます。
その下には、残りの立面図。２面が描かれてます。
ただ、カウンターがR型なので、抽斗の位置関係は注意して描いてください。
ここは時間がかかるところです。
作図ポイント
三面図は、楽勝として以下の断面図はちょっと手厳しい作図となります。
が、こちらもひとつ、ひとつ進めて行けば、特に大きな問題点にはならないはずです。
また、この機能をしっかり覚えれば他のカウンターなどの断面図に活用できます。
抽斗形状、扉、ダボネジを使った可動棚などなどです。箱物什器には必ずとは言いませんが、出没します。
レジ隠しのカバーは、置き式になっています。その他注意する箇所は、腰に取り付けたタペアクリですが、これも問題ないでしょう。
まとめ
R型カウンターの立面図の描き方のヒントを付け加えます。
左の図面を参照してください。
きっと、その他の図面屋さんも同じやり方で描いていると思われますので、真似ってください。
時間もかからず、まず間違えることは無いと思われます。
どんなにややこしい図面で時間をかけずに手っ取り早く描けるので私はいつもこの方法です。
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