ガラススクリーン01
■サイズ■仕様
W1200×D50×H2400
図面参照
 フレーム:スチール角パイプ焼き付け仕上
 棚板:t=10トウメイガラス
■備考
 

作図説明

一般的なガラススクリーンの作図事例ですが、シンプルでいいですね!

この図面事例では、スクリーンの後面にロールカーテンがついていますが、この件に関しては、ここでは割愛させていただき別の機会にご紹介します。ちょっと話がそれましたので戻しますが、このガラスサッシュの固定方法についてお話ししましょう。

一般的にこのようなガラススクリーンの収めの場合、天井固定にはサッシュフレームにボルトを溶接し、そのボルトを天井貫通させナット収めにします。

床面に関しては、本来ならば、アンカー+ボルトで固定されるのが一般的です。しかし、物件によっては床面にアンカーを打ち付ける事が出来ないケースもあります。

例えば百貨店や大型賞牛施設のテナントです。叶わない場合は、事前に内装管理室に相談しましょう。最近は、テナント側に考慮して相談に乗ってくれる内装管理室もあるので、私は交渉するようにしてきました。

それでは、ここでガラススクリーンの縦断面詳細図を載せてみます。ご理解できますか? ここまで大きくすれば大丈夫でしょ!

ガラススクリーン02

前述した収め方が手に取るように分かるのと、サッシュのガラスの取り付け方法なども読み取れますね!これも、ガラススクリーン取り付けの収めとしては、”きほんのき” ですので、しっかり覚えるようにしてください。

それでは、平面詳細図も添付しておきますので参考になさってください。壁面とサッシュの取り合いがよく理解できますが、注意しておきたいことがあります。

それは、サッシュを壁より5mm前方に出すことです。業界ではこれを「チリ」と呼びます。この収めは、一般的なので良く理解して自分のモノとしてください。

ガラススクリーン03

カールボルトプラグについて

床固定について、アンカー+ボルトが、ダメな時によく使うのが、カールボルトプラグです。カールアンカーは、アンカー+ボルト程の強度がないので、今回の事例では厳しいと感じます。

しかし、軽量物を固定する場合に使用することが、よくあります。今回の事例も最終的には、これを使いました。(仕方なく)

※カールアンカーの参考写真です。
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