今年がどんな年になるのか、とても楽しみです。私もいよいよ73歳になります。長い間この業界に携わってきましたが、そろそろ引き際が近いと感じています。
とはいえ、今でも各クライアントからご依頼をいただくことがあり、本当にありがたいことです。
ただ、このまま同じ日々を続けていても変わらない気がして、今年は新たな一歩を踏み出そうと思います。そこで、これまで蓄積してきた資料や図面をまとめ、読者の皆さんに届けたいと考えました。
正月から少しずつ作業を進めていますが、資料を整理していると、その中に日記のような記録が多く見つかりました。これを機に、自分の備忘録として文章を綴ってみるのも良いかもしれないと思っています。
思い返せば、その日記を書いていたのは私が60歳の頃で、まだまだ元気だった時代です。日記の中で自分のことを「おっさん」と呼んでいますが、それはちょっとしたユーモアのつもりでした。
これらの記録が、読者の皆さんにとって何かしら役立つ内容になれば幸いです。
以下は、2013-07-24 12:50:20の記録です。
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おっさんは店舗設計を専門にやってます。と言っても、他人が描いたラフな図面を、ちゃんと造れるように描き直すのが主な仕事です。
要するに、しっかりした図面を描ける人が少なくなってきているということですね。
そんな背景もあって、おっさんとこの仕事の需要は結構高いんです。依頼主も大小合わせて月に5~10物件ぐらい常にあります。
ただ、たまに困ったケースもあります。例えば、急に電話がかかってきて、「急ぎの案件が出てきたので、ぜひ段取りをお願いしたいんです!」なんてクライアントからの依頼があるんです。
まあ、ここまでは別に普通の連絡です。こちらとしてもお客様なので、電話を切った後に内の外部スタッフに連絡を入れたりと、すぐに対応を進めます。
でもですよ。その後、ぱったりと連絡が途絶えることがあるんです!「いるんかい、いらんのかい、はっきりせい!」と電話をしてやりたくなることもしばしば。
実はこの業界、依頼してきた案件で内以外で、その他で人手が見つかればそのまま放置、というのが結構あるんです。(泣)
もちろん、全てのクライアントがそうじゃないですが、かなりの頻度でそういう対応をされます。正直、だらしないなあと感じます。質が悪いんです。
もしこれが逆の立場なら、下請けとしてぼろくそに言われるのに、ですよ。おっさんもこの点に関しては本当に参ります。
こんな社員を雇っている会社って、きっと中身もしっかりしてないんじゃないかと思っちゃいますね。やっぱり、大手になるとどこか上から目線なところがあるんでしょうね。
いや、本当にどうにかならんもんですかね。泣きたくなることもあります。でも、これ、愚痴じゃないですよ。世間の常識をちょっと言ってみただけです。
最後まで読んでくれてありがとう!こんな「ここだけの話」、まだまだたくさんありますよ。
(記:2013-07-24 12:50:20)
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