■サイズ | ■仕様 |
W3112.2×D600×H2400 図面参照 | 本体:木工下地+化粧板仕上げ |
■備考 | |
背景
最近ではよく見かける人気「メガネ専門店」。全国のショッピングセンターも含め爆発的に店舗数が増えた時期がありました。今回の事例は、約10年ほど前に仲間内からの依頼で受注しました。
内容としては実施設計だったので基本図がありました。その基本設計が見にくいと言う記憶だけがあります。のお手伝いした阿倍野キューズモールのものです。
作図説明
店舗には必ずレジカウンターがあります。そして、そのバックには支援のために、バックカウンターがあったり、バックストックがあります。今回の作図事例もそのひとつです。
その大きさを見れば、かなりのストックです。恐らくバックヤードをもてなかったかもしれません。多種類、多品種の「メガネ専門店」ですから当然と感じます。
それにメガネの洗い場のシンクなども併設されてとても機能性に感じます。このスペースひとつでまかなおうとしてるのが明確でその販売スタイルも見えてきます。余裕のないスペースでの通路確保のため、ストックの開閉なども引き違いにしたところも納得です。
什器設置については、上下に分割して現場で組立て、設置後に上下のボルト+ナットで固定するようにしました。ちょっと気になったのは開閉の船底取っ手の取り付高が、ちょっと高かったような気がします。女性でも手の届く高さに設定すべきかもしれません。(基本設計の時点で細やかな打ち合わせが必要ですね)
作図上での注意
ここで、引き違い戸の付属金物についてちょっとお知らせしておきます。この作図事例では詳細図として描かれていませんが、引き違い戸は障子戸や襖と同じ形状です。開閉する頻度が多い場所だけに、枠との接点部分の摩耗が大きくなり、最終的に開閉しにくくなります
その為、下部だけは戸車のレールーの組み合わせにして摩耗を軽減させると共にスムーズに開け閉めができる工夫をすべきでしょう。また、下段の引き違いの鍵位置について、腰を大きく曲げる必要なのない上部の位置にする事をおすすめします。
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