この納めさえ覚えればガラスショーケースの作図は問題なし!
今回も《稼げる図面シリーズ》をお届けしますので、是非覚えておいてください。
なぜ、稼げる図面を推奨するのかと言うと、A3のガラスケースだと1枚が、10,000円〜12,000円程度はいただけます。
しかし、もっと高みを狙って15,000円を目指してほしいと考えます。昨今、関西ではいくら頑張っても10,000円程度です。関東では、これ以上はいただけます。
やはり価値ある図面を描くことが図面屋の使命と考えるので、私は見やすく、分かりやすい図面を目指してきました。今回も皆さんとこの図面を共有します。
それでは、以下の図面を読み取ってください。
■サイズ | ■仕様 |
W1800×D900×H1050 図面参照 | 本体:木下地+化粧板仕上げ 什器トップ:t8mmトウメイガラス 、内部トップハイミロン仕上げ その他は図面参照 |
■備考 | ■難易度/上級編 |
さて読み込んでいただきしたが、如何ですか>?
若干の余計と思われる装飾が多くて、読み取りに時間がかかったと感じます。
しかし、ショーケースとしての基本形なので、他の類するモノと変わりません。
ただ、所々にデザインを施したので見にくくなっているのです。
ショーケースの基本的な機能は、どれをとってもその機能は大きく変わることはありません。
同業態の中には、店の格(ブランドショップ)によって、もっと凄いデザインのショーケースも見ることがたまにありますが、何れにせよその機能面は変わりません。
今回においては、余計なモノ(デザイン)を取り除き、その機能のみをしっかり覚えるようにしてください!以下の断面図をしっかり読み込んでください。
この事例さえ覚えれば、ほとんどのショーケースはあなたにもの描くことが出来ます。
作図ポイント
上の断面図で多くの機能があり、また覚えなきゃならない箇所も多々ありますが、一番の部分配下の詳細図です。拡大してみました。
トップのガラスケースの引き出し天板と、その下の天板のみの部分がしっかり読み取れます。
ガラスショーケースにはなくてはならない機能のひとつです。
当サイトにも、多くのショーケースがありますので是非チェックしてみてください。
2枚の引き出しは珍しいパターンですが、これを付けることで気の利いたサービスが出来ます。
そして、その下の部分です。ここは什器下部に当たり、大概がストック機能となってます。
この事例では、手じゃくりにもちょっとした工夫が成されています。確認してみてください。
以下作図は什器下部の断面図ですが、前述した内容をスケッチで表現しています。
断面図だけでは、分かりづらいときにはこうしてスケッチを起こします。
クライアントへの気配りです。時間はかからないのでささっと描きます。
今回は以上です。
皆さんも素晴らしい図面屋になることを祈っています・
↓ ↓ ↓