背景
何時ぞやもご紹介したミセスブランドのショップです。センスが際立つデザイナーさんの基本図を元に、こちらも残りの実施図をフォローしました。
ピンクブロンズと木目調シートを主な仕上げ材として、気品が有り高級感のある落ち着いた雰囲気をもったショップです。 改めて見ても新鮮さを感じます。やはり実力社は違う!
作図説明
おそらく、ファサードエリアのディスプレイー壁面の作図です。かなり奇をてらってますね。良いか良くないかと言うよりも「好きか嫌い」で判断ください。
店舗をイメージしたレリーフをバック壁面とし、その前にもう1枚のパネル重ねて、そのパネルのに、2種類の開口をランダムに配置。そして奥レリーフ壁面からディスプレーの棚を前に突き出す。
この動きあるインパンクトなアイキャッチャーは、確かに面白いプラントです。
ステージに取り付けた間接照明は、このスペースを際立たせ効果的な演出となるでしょう。許されるなら、くり抜いた円形の上部ミニダウンでも埋め込めたら、申し分ないでしょう。
実施設計をしてると、よくこんなケースに出くわします。ですから、必ず理解しておいてください。覚えていて絶対に損はありません!きっと図面屋さんになって仕事を始めたら、必ず出くわします。(笑)
後は、下部の間接照明ですがこれもよく使われて、あまりお面白いと言いがたいですが、演出照明とするなら良いと考えます。
ガラス棚の固定方法について
過去にもいろんな作図を見てきてますが、ガラス棚の固定方法については、この事例で使われている受け金物を使い方が最も安全で強度もあります。
注意点としては、受け金物のデプスです。ガラスのデプスが長くなれば、同様に受け金物のデプスも長くする必要があります。これは棚のおじきを防ぐためと同時に強度も上げる事ができるからです。
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