壁面のアイキャチャーとしても最高の装置

この事例は、壁面を効果的に使うこと、そしてアイキャッチャー的な要素を持つ装置だと日々感じています。

おそらくこの手法以外で同じような効果を生む装置はないかと考えます。特に奥深い店舗では必須だとも感じます。

造りは、とてもシンプルな構造です。

マテリアルの変化やフォルムのアレンジをすることで、変化が出て生き生きした壁面に蘇るでしょう。

店舗の一部改装しても効果はあると考えられます。

まずは図面をご覧下さい!(5分)

■サイズ■仕様
W6000×D500×H3800
図面参照
ゲート大:木工+1.6スチール貼り(ホワイトブロンズ)小口30mm.曲げ加工
ゲート小:木工+リブ貼 塗装(白 P-114)
■備考
難易度:初級編/★★☆

作図解説

この事例の場合は、ゲートが2つあります。

大きなゲートは、たぶん店舗環境でのもので、おそらく店舗全体がこの環境であり、500mmの垂れ壁が壁面上部に存在する設計となっています。

ただ、真似って欲しいのは、小さなゲートで有り大きいのではありません。

元設計の天井高はかなりのものだったので、それなりになっただけで、ちょっとうるささも感じます。

汎用性は感じられません。

小さなゲートの場合でしたら、高さと幅さえ調整すればどのような店舗でも対応できると思います。

商業施設を見回ると必ずこのような手法を取っている店は確認されます。

それだけこの手法が人気で有、その効果を感じる証しでもあるわけです。

また、壁面にはシステム壁となり、こちらもパーツの組み合わせでどうにでもなります

後は、設計する貴方のセンスでしょう。

以下に断面詳細図を添付しておきますので三面図と平行して見るようにしてください。

作図ポイントはココ!

さて、上の詳細図群は今回の事例で、必要最低限の作図です。

どれをとってもそれほど厄介とはいえ無い作図ですので、この際に覚えるようにしてください。

古い図面が故に照明器具は管球を使ってますが、今はLEDなる商品があるので、作図の描き替えが必要ですが、そこはアレンジしてみてください。

前述した店舗環境での間接照明もD断面図を見れば一目瞭然です。この納めも必ず必要になるのでしっかり覚えておいて欲しい!

まとめ

間接照明を使うことの大切さは、過去からいろいろ勉強してきましたがそのほとんどが”ワンパターン”だと思います。

ですから、間接照明の基本型の納めさえ覚えれば、しょうしょの内容だったら貴方のも描けると感じますの、引き出しをもうひとつ、つくっておいてください!

それでは、次回を楽しみにしてください。
乱文、お許しください。

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