演出照明を加味した豪華なスタイル

今回は,結婚式場のメイクルームにある三面鏡の作図事例です。
ただの三面鏡では芸が無いので、両サイドに演出照明を取り込んでみました。

これで、ちょっと華々しく見えると感じますが……。
実は、『ミラーの銀引き加工』を施したの、ちょっとコストも上がりました。

まぁ、華々しい場所での設備ですので、良いんじゃないでしょうか!ってとても過去の物件でした。
さて、一見ややこしい図面ですが、紐を解いていけば簡単です。

尚、図面はA3用紙2枚でまとめました。
それでは、図面を読み取りましょう。(役15分)

■サイズ■仕様
W1408×D325×H985
図面参照
ミラーフレーム:t=3スチールFB_シャンパンゴールド仕上げ
※銀引き加工+裏面ブラスト加工
ミラー:t=12コンパネ下地_t=5クリアミラー貼uc2 り
■備考
難易度:中級者/★★☆

作図解説

トップ画像はしっかり読み込んでいただいたので、上の詳細図も再度読み取ってください。
ここまで、大きくしてやると見やすさは倍増しますね!

この詳細図版は、平面詳細図、立面図、断面詳細図を表しています。

まず、平面詳細図を見るとメンテナンスのために両サイドのミラーは蝶番で可動となっています。

LEDを使用しているので、球替えはないと感じます。

いざというときの対応です。

可動ミラーの固定方法として、右下断面詳細図を見てください。

上下にプッシュラッチが確認できます。

立面図にもミラーの左側、上下に確認できます。ほぼ完璧な納め図面となってます!

作図ポイント

ズバリ以下詳細図をマスター出来れば,問題はありません。
一見ややこしい図面と感じますが、ひとつひとつ見ていけば,必ず見えてくるものがあります。

問題は、この図を記憶することです。
こういうときは、必ずこの詳細図版のスケッチを描くことです。何回も何回もです。

でないと、頭にはこの納めが出てきません。
しっかり覚えてください。

以下の断面詳細図も同じことです。
上の平面詳細図より慣れたカタチの断面図ですから、頭にはすぐ入るでしょう。

まとめ

今回の事例はちょっと難しかったでしょうか?

尚、『ミラーの銀引き加工』についてはここでは割愛しましたが、おすすめ出来るサイトがありましたので、共有したいと思います。

興味のある方は以下へお進みください。

長々としたお付き合いありがとうございます。
乱文にてご容赦を!

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