■サイズ■仕様
W1800×D35×H2106
図面参照
枠:木工ラッカー塗装仕上げ
建具:木工下地t=6mmミラー貼り+化粧板仕上げ
■備考
191123更新 

作図説明

ミラー貼り建具の作図事例ですが、こいつを描くときは、ほんと神経を使います。しかし、描き終えた時などはさすがに嬉しくて「ヤッター」なんて声が出ます。そんなミラー貼り建具事例が、今回の投稿となります。

このミラー貼り建具は、分電盤室を覆ってる壁面に取り付けられたものですが、環境設計上、壁面全体がミラー貼りだったもので、建具も含めて同仕様となってしまったのです。(環境通路でした)

それでは、もっと詳しく見ていきましょう。

このようなミラー貼り建具は、過去にも多く投稿してますので、是非一度目を通してください。例えば、店内でのストックやクローゼットルーム、また点検ドアなどなどです。

私的には、経験上何度も描いてきましたので、いつもの如く、今回の図面事例もフレームレス(枠を見せない)で描いてみました。まあ、環境が環境ですからフレームレスでないと良くないと考えた結果です。

平面詳細図

今回の事例以外でも、壁面の仕上げが石やタイルの場合としとしても、そこに貼られる部材の厚みが違うだけで、フレームレスでの収めは、基本的には同じと考えても良いでしょう。

注意点としては、仕上げ材によって蝶番の選定は、チェックする必要があります。下記の作図で確認してください。

部分詳細図

次に、断面詳細図をご覧いただきますが、同じようなモノなので平面詳細図と見比べながら学習してください。ここでは、平面詳細図に見えない部分が描かれていますので、しっかり見るように!

断面詳細図

以上となりますが、いかがだったでしょうか?ザックと説明したのですが、お分かりいただけたでしょうか?私は、読者のみなさんが、良い設計者のなることを期待していますので、何か質問があればお知らせください。

余田和でした。

後記

普段、建具図を描くとき、簡単なモノでしたら、あえて平面詳細図は描きません。断面詳細図のみで済まします。ただ、収まりのややこしい建具や、やたら装飾が付いたモノに関してのみ平面詳細図を描くようにしてます。

ここまで多くの建具を描いてきましたので、いい加減飽きてはきますが、しっかり描けば、まともな設計料を頂けます。ザックリ言うと1枚 15,000円〜20,000円頂けます。

図面屋初心者のあなた!最低限の建具図は描けるように心がけてください。そうすれば、クライアントのあなたへの信頼は必ず高まるはずです。

お願い致します!
↓ ↓ ↓
にほんブログ村 デザインブログへ


汎用性のある木製両開きドアの図面を販売しています 《時間短縮》幅・高さ寸法の変更で実物件に対応可能!