何にでも基本が大切!

このサイトでも多く書いてきた建具図ですが、未だに世間の図面を見ていると結構いい加減な図面が多い!何も建具屋になれとは言いませんが、あまりにも酷い図面を見るたびに心が折れる。

ということで、木製建具の基本形の資料を発見したので載せることとなりました。他の記事にも同じようなニュアンスの建具図もありますが、繰り返しになるとは思いつつ書くことにしました。

何にでもそうですが、基本が大切と考える私ですから、ここはしつこく書いていきましょう。それでは、いつものように、下の作図を読み取ることから初めてください。何や学校みたいやな!(笑)

某会社の顧客サロン_2007.12
■サイズ■仕様
W800×D145×H2400
その他は図面参照
枠:木工下地染色CL仕上げ
建具:木工下地染色CL仕上げ
蝶番取付(重量用)
■備考
難易度:初級編/★★☆

作図解説

この作図事例では、木製建具図を描くに当たっての要素が全て入っていています。言い換えれば、これが木製建具図の基本形みたいなものだと考えてください。

そして、
青でマーキングした箇所には、しっかりと納め方が描いてありますので、意識して読み取るようにしてください。

上記は、平面詳細図を描いたものですが、建具及び、枠がしっかり描けていて参考にするにはもってこいです。
戸当たりにゴムを付けること、ストライカーの表現も読み取れます。

尚、枠と戸当りが分割された表現。これで正解ですが、枠と一体化して描いても良いと感じます。(手間が省けます)

ここで、気をつけることと言えば、建具吊り元のヒンジについてです。

天高に伴い建具高も準じて高くなる場合があります。ということは、重量もそれなりにありますので、ヒンジは重量用を選ぶ方がよいでしょう。ただ、これについては様々な考え方がありますので、作図時点で考えます。

まあ、現場に入れば監督がそれなりに配慮してくれますがね!中には、やばい方もいますので、私の場合は図面にある程度指示するようにしています。

図面にマーキンづして「ここ注意」なんてね!赤で書き入れて於きます。

そして、蝶板のコストなどもあえて品番は入れません!これは、逃げかも知れませんがコストに関わることには触れたくないからです。

だから、サンプルとか参考品とか書いておきます。「重量用」という文字を付け加えておくだけでも、図面を見る人は気付きます。

次に、縦断面詳細図の拡大図も添付しておきます。前述の平面詳細図と見比べながら再度読み取ってください。

普段は手を抜いて描かないドアチェッカーも、表現されていることは望ましいことですね!

建具がちょっと高いことを覗けば、その他に関しては、ごく一般的な仕様になっています。

前にも言いましたが、これが木製建具図の基本形みたいなものです。しつこいようですが必ず覚えてくださいね!!

ひとくちに建具図といっても種々様々ですので、いろいろな資料を目に通して経験値を上げるようにして下さい。

この程度の作図であれば、頑張ればすぐに覚えることが出来ます。そうすれば特殊な建具以外は、無理なく描けるでしょう。

注意しなければならないことは、この図面にもあるように、それぞれの付属部品(金物)の選択です。ひとくちに建具図といっても種々様々です。ですから、いろいろな資料を参考にして経験値を上げるようにして下さい。

まとめ

このサイトに訪問していただいている方の中には、まだ店舗設計に携わって間もない人も多くおられると感じます。タイトルに “きほんのき” なんて言葉を入れている作図事例は、しっかり覚えておいて欲しいと常に思っている図面です。

なかでも、店舗や商業施設の設計で必ずといって良いほど作図する機会が多い建具図の”きほんのき”をご紹介しました。しっかり覚えておいてください。

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