■サイズ■仕様
W1500×H750×D750
図面参照 
フレーム:28×28平角パイプシルバーメタリック
天板:シナ材 染色CL仕上げ
■備考
 

背景

このころ、国内にGAPの人気が急激に高くなった時期でしたね。VMDと称し「見せて売る」というのが原則で、まさに今回の事例がそれです。この手の什器は、どこの店舗でも真似ってました。特に量販店の直営売り場が多く、どこにいっても同じ什器が並んでいる状態でもありました。

作図説明

この事例はフロンエリアに配置され、主にディスプレイ+売場という考え方。まさにGAP方式といってもよいでしょう。もちろん、単体でも活用できる什器ですが、組み合わせる事でより商品の訴求力を高める什器もあります。

作図では、28mm×28mmスチール角パイプをフレームと構成し、各テーブルトップと側板に木製のパネルを取り付ける、いたって簡単なつくりです。まさに「ローコスト&ハイパフォーマンス」什器です。

上記作図を見れば、とても簡易なつくりだと確認できますね。それにローコスト感も見受けられます。

使用範囲は広く、アパレルだけではなく、雑貨や家電といった売り場でも活躍します。要は、商品をプレゼンするパフォーマンス什器といってもいいでしょう。もちろん、このテーブル什器だけでも数種類のディスプレイパターンを作る事もできますが、やはり「置く」商品に限定されてしまいます。

しかし、アパレルの売り場では「置く」だけのディスプレイでは商品訴求力も半減します。そのため、シングルハンガーや一点掛けなどと組み合わせて、コーディネートできる見せ方にするんです。

ちょっとニュアンスは違いますが、考え方は同じだと感じます。

作図上での注意点としては、大小の天板間サイズ(高さ)によって商品が納まらない事もあるので、どんな商品をディスプレイするかを明確に把握しておく必要があります。どんな商品にも対応できる汎用性が高いテーブル什器ですが、最も注意すべき点は天板の高さにあります。

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