シンプルで上品な美しい天井造作例
今回に作図事例は、天井造作に事例でよく目にする堀上天井の作図事例です。
最近は、コスト面を考えてこういった装置を施す店舗も少なくなったのは確かです。
しかし、ちょっとした高級店舗では、天井造作の変化で個性を際立たせる必須条件と考えます。
今回の事例は、シャープな雰囲気を醸し出し、上品でお洒落な感じも漂って個人的には好きです!
多くの光を使わずに、堀上げた天井面だけを光らせてあげる感じが良いですね。
図面レベルを見ても、決して難しい無いではありません。
ただ、天井内部も断面図には入ってくるのがやや面倒です。この辺りについては、もう覚えるしか無いでしょう!
そうすれば、確実のあなたのモノとなります。そして、図面料金も確実に上がるはずです!!
それでは。図面読み取りスタートです。(10分)

■サイズ | ■仕様 |
W2150×D650×H600 その他サイズ、仕様は図面参照のこと | アンドンフレーム:25角スチール角パイプ焼き付け仕上げ(天井同色) 押さえブチ:9角スチール角パイプxx焼き付け仕上げ(天井同色) 垂れ止め用補強パイプ取り付け(12角スチール角パイプ焼き付け仕上げ) 盤面:t=5乳半アクリ落とし込み |
■備考 | ■難易度:初級編★★★☆☆/3.0 |
作図解説
まず、図面構成は天井面(平面図みたいなもんです)とその下に断面詳細図で構成されたます。
余計な内容は省きましたが、25mm×25mmの基本フレームの中央にブレドメ用の補強金物を取り付けました。
図面右中央のスケッチを参照してください。ここは図面屋としての気配りです。
後は、この断面図をしっかり覚えれば、この手の図面は間違いなく描けると感じますが、如何でしょう!
図面初心者の方は、この天井行灯が ”何で出来てるか” “どういう構成になっているか”などを理解するようにしてください。
そうすれば、自ずと理解出来るはずです。図面には王道はありません!

天井造作を描けるようになるのは、約半年程度で描けるようになります。
毎日、容易い天井造作図を描いて、徐々に精度のある図面に挑戦します。
すると、3ヶ月当たりから天井内部の構造も、理解出来るようになります。
これは、私の部下に強いた作戦です。
今となっては、きっと感謝されていると考えます。過去の話ですが……….。
今回は、以上となります。