■サイズ | ■仕様 |
W950×D304×H1200 図面参照 | 本体:木下地+染色CL仕上げ スリット埋込+ROYAL PSFー20 ニッケルサテン仕上げ |
■備考 | |
面材多用 |
作図内容
紳士衣料の売り場では良く見かけるベルト専用の什器です。ベルトを掛けるフックは、前面と奥面とで展示方法を違った見せ方出来るように、スペースを設けています。
まず、奥面ではベルトのバックルが、正面に見えるよう吊り、前面では丸めてベルトの色や素材を見せる見せ方にしています。まさに、VMDです。
作図としては、フックは、どちらもシングルフックを使用しています。前面は裏から袋ナット止めで固定します。奥面はスリット柱を利用することで、高さの調整が出来るよう可変式にしています。
尚、面材を多く使っていますが、仕上げは全て木下地化+ラッカー塗装仕上げています。従来のメンズの重厚なイメージより、さわやかな高級感を醸し出しています。如何にそれぞれの詳細図を上げておきます。
前述した内容が、これを見るとよく理解できると思います。また、それぞれの断面形状も明確に表現されてます。以下では、上部フック部分の詳細図です。こちらを見ていると、よりその構造が分かるでしょう。
2枚目作図は、2段目のフック部分の詳細図となります。フックの形状自体が違うので、商品展示も違った見え方で、お客様に訴求します。
面材同士の取り合い
上記、マーキングに注目してください。縦に流れる面材と巾木の面材が当たるカ所ですね。このように、面材同士が接する箇所には注意してください。
滅多にないことですが、作図を描き慣れていない人がよくやる失敗です。
例えば、縦の面材が巾木よりもはみ出してしまう事があるのです。まずは、作図する前に各面材のデプスをしっかり把握することです。
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