雑貨関連はディスプレーで魅せて売る!

今回は、婦人雑貨売り場に設置した”パンスト什器”の紹介です。
この什器はちょっと複雑な造りなので置き式では難しく、壁面造作什器として扱いします。

この什器の特徴は、昔から一緒ですが、壁面上部にディスプレーを施し、下の什器で売るといった方式です。
まさに、ビジュア・マーチャン・ダイジング(VMD)の手法です。

ただ、厄介なのがアパレルの売り場に反して、服飾雑貨は品種、品数、そしてデザインも様々なので設計に伴う苦労はかなりあります。ですから、設計担当になるのを嫌がる傾向があります。

私は、過去に多くのスーパーマーケットで作図を経験していたため、雑貨は得意ではありませんが、それなりに熟します。これも永年携わった知恵のようなモノです。

今回の内容は、図面としては難しい内容ではありません。
下にアクリルケースを乗せたストッカーがあり、その上にディスプレーエリアがある程度です。

ただ、ディスプレーエリアの商品を魅せるという手法に納得したので、投稿した次第です。
あくまで、意匠なので参考にはなりませんが、アレンジは考えられます。

ザクッと読み込んでください!

■サイズ■仕様
W2400×D500×H2250
その他は図面参照
壁:LGS+PB下地+PB下地 塗装仕上げ仕上げ
環境三方枠:スタッコ風仕上げ 
意匠フレーム取付パイプ:φ19m/mスチールパイ
意匠フレーム:25X12m/mスチール角パイプ
その他は図面参照
■備考
難易度:初級編★★☆

作図解説

拡大できます

まず、下部から進めます。

ストッカーは単品で製作して、現場でアクリルケースを乗せ、そして何らかの方法で固定して完成となります。

アクリルケースを作図するのは確かに邪魔くさい作業ですが、事前に寸法取りをしっかりかいていかば問題なく描けます。

この辺りまでは、普段あなたが描いている内容と何ら変わりはありません。

しかし、ディスプレーエリアはちょっと描きごたえがあると感じます。

壁面に固定したスクエアなスチール組と、その中に固定棚。

ちょっと描くのは厄介でしたし、納めとしても考えることが多かったように思います。

作図ポイント

作図ポイントは以下のみと思います。それ以外は今まで描いてきた図面とさほど違いはありません。
しかし、ここの納めは苦労したので皆さんと共有したかったのです。

仕口は理解できますか>?
まず、壁面に固定するまでは理解したとして、この使い方が面白かったって言うよりよく考えたもんだと納得!

P.P棚板のP.Pとは、ポイント・プレゼンテーション。

すなわち、この棚に乗せたストッキングP.Pツール(筒状の透明アクリル)で商品をディスプレーして”魅せる演出”をするわけです。

商品が小さいのと、画一化されているので、こういった雑貨は、ディスプレーは必須です。
唯々、納得したのがこれだったということです。


やはり、考え方は大事ですが、スケッチだけ送られて説明を受けても、考えるのはこちらです。
ですから、厄介な仕事なのです。

以下の断面図は、壁面の幅木。3mmの底目地で壁面との見切りとしたのでしょう。

下のスケッチは前述したP.P棚に乗せて演出小道具の透明アクリルです。
高さの変化で、抑揚を付けるつもりです。

まとめ

記事を書いていて感じたことは、今回の事例は「パッとしなかったな〜!」
唯一、良かったのがディスプレーエリアだったと感じます。

ここ最近、このようなタイプの ”魅せる演出” が多いようですが、すでに5年が経過していますので、目新しいとはいえないかも。

こういったアイデアを持ったデザイナーが多く現れれば売り場ももっと良くなるでしょうが、そういった人材はあまり見受けられません。

やはり、リサーチ力がものを言うかもしれません。

長々とお付き合いありがとうございます。
乱文お許しください!

爺も頑張ってますよ!
↓ ↓ ↓
にほんブログ村 デザインブログへ