■サイズ | ■仕様 |
W1500×H1200×D900 | 本体(側板):生地染色CL仕上げ 棚板:生地染色CL仕上げ+t8mmクリアガラス |
■備考 | |
作図説明
かなり以前の物件(2007年)です。この時期は、レディースショップの仕事が多かったように感じます。その中のひとつで、カジュアルファッションでした。店舗の環境図一式と造作図、什器図の作図に携わりました。店舗環境は、白を基調としてアクセントにレンガタイルやアンティークガラスなどを用いたシックで落ちつき感漂う店舗でした。
形状は定寸法を守りつつ、オーソドックスな感じのオープン什器です。棚は固定式でガラスの落し込みで商品もよく見ることが出来ます。このようなシンプルな什器っていいですね。これで可動棚だったら商品が「ぐちゃぐちゃ」に見え購買心理はがた落ち!
使用している素材も染色した木目とクロス仕上げで、これと言って特記する箇所はありません。ただ、予算がなかったためか側板にクロス貼りはちょっとがっかりでしたが、これも店舗全体のことを考えた結果として能登だと確認します。
什器にクロスを使用する場合の注意点
側板左右のパネルには、木工フレームにクロスは貼っていますが、ここで覚えておいてほしい点が、ひとつあります。それはクロスを貼る面と木フレームとの段差、業界では「チリ」と呼ばれるところです。
クロス貼りの下地が木工である場合は、特にそうなんですが、このチリを、3~5mm程度が必要です。木の性質上、季節によって膨張したり伸縮したりする事があるので、フレームとの段差が小さい場合はクロスがめくれてくる可能性もあります。 (この場合はそれほど感じないと思われますが・・・。)
また素材的に耐久性がないので、ちょっとした接触でもキズや、はがれが起こってしまいます。そうなると、なるべくお客様の手が届く場所には不向きな用にも思えます。どうしてもという場合は、クロスより耐久性のあるダイノックシートなどで代用することも考えられます。
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