デイリーカナート玉造店_2007.05
■サイズ■仕様
W1500×D75×H3900
図面参照
化粧柱:スチール丸パイプクロームメッキ仕上げ
木部:化粧板仕上げ(木目)
ハカマ:スチール曲げ加工 クロームメッキ仕上げ
■備考
17.12.15更新 

作図説明

今回ご紹介するのは、自然素材を生かした柱を格子状に連立させたパーティションの作図事例です。 商業施設などでは、フードコードや、エスカレーターサイドなどに設置されることが多いように感じます。

デザインから見ても、適度な「空き間隔」を持った縦格子となっているため、空間に閉塞感はありません。それでいて、見通しも良く間仕切る事ができるので前述した箇所以外でも、様々な「ところ」に設置が可能と思われます。

また、素材や格子の組み方次第では、洋風な空間にも和風のそれにもマッチし、とても汎用性の高いパーティションだと言えます。 この作図事例もベーカーリーショップの売り場とイートインスペースとを間仕切るために設置されました。

それでは、作図についてお話ししましょう。以下のスケッチを参照してください。

基本構造は、直径31.8mmの丸パイプを床ではハカマと、天井からは吊りボルトで、それぞれを固定しています。

床ハカマと天井ボルトには、事前にそれぞれインローパイプを溶接しています。そして上げ落としにて取り付け、固定とします。

ただ、食材を扱う店なので、パイプの中央の格子には、暖かみのある自然色の素材で仕上げました。

この角柱も45°ひねって、光による陰影を旨く活用しました。これにより、見る角度によって表情が変わることを期待しました。

ここで、断面詳細図も添付しておきます。スケッチと併せて見ていただければ、より理解出来ると考えます。収めは極めてシンプルです。

続けます。

丸パイプを貫通した角柱は、上下の台座プレートで固定するようにしています。 ただ、それぞれの角柱の設置高さを統一させる為に、下側の台座プレートだけは丸パイプに溶接処理で固定してあります。

断面詳細図

如何ですか? ご理解いただけたでしょうか? 何かあればお問い合わせください。出来る限りお答えする所存です。

作図の注意点としては、丸パイプの固定に使っているインローパイプが、上げ落としに必要な寸法と、丸パイプとインローパイプが重なる部分の掛かりシロを必ずシミュレーションしてから寸法決定するようにしてください。

以下は、トップ画像のa部詳細図です。

最後に、今回の事例に植栽やサインを取り付ける事も可能なのでディスプレイスペース(DSP)バックにも利用出来るのではないでしょうか 。(ヒント)

後記

当時は、大手のGMSが経営難により合併や吸収されていく中で、近畿圏を中心に安定した店舗数を出店していたスーパー。今は、H2Oの参加にありますが・・・・。

元々マイカルに携わってきた我がチームも、仕事がことさら少なくなり、このスーパーにお世話になりました。その他、この年はGMSに限らず銀行や家電量販店までも業務提携や合併などが多かった年だった記憶があります。しかし、懐かしい思い出です。

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