バッタリ戸01
バッタリ戸と跳ね上げ天板との関係図面
■サイズ■仕様
W650×D700×H850
図面参照
  バッタリ戸:木工化粧板仕上げ
 跳ね上げ戸:木工化粧板仕上げ
 戸当たり:木工ラッカー塗装仕上げ 
■備考
 ※19.08.05作図不備のため更新 

作図説明

この図面事例は、飲食店やコンビニなどのカウンターに取り付けている俗に言うバッタリ戸の姿図と詳細図です。バッタリ戸は形は違えど基本仕様は、どちらをとっても同じようなもので、飲み屋や、バーなどのカンターでも見ることが出来ます!

下の作図は、バッタリ戸跳ね上げ天板それぞれが、スムースに開閉出来きていて、この形が基本的な考え方です。

バッタリ戸02
a,b詳細図

ただ希に、トップに取り付けてる跳ね上げ天板バッタリ戸がセットで考えられるケースもあるのです。特に注意すべき点はバッタリ戸と跳ね上げ天板との干渉の部分にあります。

バッタリ戸03

上記を見ると、跳ね上げ天板の戸当りが、バッタリ戸のトップに当たってます。独立して場合は特に問題はありませんが、跳ね上げ天板の戸当り兼用の場合は、取り付ける位置に注意が必要となります。

基本的には跳ね上げ天板のセンターに来るように、バッタリ戸の位置を調整するのですが、この時忘れてはならないのが、クッション材です。跳ね上げ天板とバッタリ戸との間にクリアランスを設けて、クッション材を取り付けます。これで、音の問題と互いを傷つけることが無くなります。

滅多にない状況ですが、参考程度に覚えておいて下さい。

ヒンジについて

跳ね上げ天板に使われる蝶番の代表例

1.ピアノ蝶番
吊り元の小口部分に取り付けるのですが、どうしても軸頭が天板からはみ出してしまう所が難点です。しかし一番強度がある丁番です。

バッタリ戸04
ピアノ蝶番

2.ミシン丁番
この丁番は天板の表面に見えてきません。ただ跳ね上げ天板のサイズと重量によって使用出来ない場合がありますね。

バッタリ戸05
ミシン丁番

バッタリ戸に使われる蝶番の代表例

バッタリ戸06

トイレブースの建具にも使われている汎用性の高い自由丁番(スプリング丁番)です。開閉の頻度が高い場合、丁番のビスが抜けてしまう事もたまに有ります。

バッタリ戸06

その他、以下のグラビティ丁番もあります。バッタリ戸ではよく使います。自由丁番のようにストッパー機能が無いのが残念です。トイレブースなどでも使用されることが多いです。

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