■サイズ■仕様
W670×D450×H1825
図面参照
本体:木工染色白のダメージ加工仕上げ
枠:堅木染色白のダメージ加工仕上げ
■備考
2019.12.17更新

作図説明

「どこに建具があるか分かりますか?」なんて、ここで聞くのはおかしな話ですが、この建具を取り付けた壁面が全てこのデザインで仕上がっているのです。そうなんです。 実はこの建具は壁面に同化させようと考えた作図事例です。

ということで、今回はちょっとトリッキーな建具図面をご紹介しましょう。面白いとは思うのですが、使う人にとってはどうだったのでしょうね!竣工後にクレームがあったかもしれません。(笑)

さて、まずブルーのマーキング箇所を見てください。

壁面環境は「テーパー面を取ったグリッドパネル」の集積です。この壁面は、前述したとおり全て同仕様となっています。ただ、建具も同デザインしたために、ほとんどのドア付属金物&備品については大変苦労しました。

ドアを同化させる、すなわち「だまし絵」のようにしたいとのクライアントからのリクエスト・・・。

最初は、ちょっと参りましたが、ここはやるしか有りません。いつものことです。そして毎回のように試行錯誤の結果、蝶番はドアの左になんとか平蝶番で処理しました。(ちょっと目立ちます)しかし、問題はドアノブですが、まあ見てください。 (以下平面詳細図を参照)

まず、レバーハンドル取付けは、まず無理とあきらめて、別注でスチールプレートの曲げ加工したものをドアハンドルとしました。平面詳細図の建具部右端です。そして、ドアチェッカーを取り付けすすことで、やっと解決あいました。

これで全壁面のデザインは、損なわれることも無く、美しく収めることが出来ました。 しかし、きっと使い勝手は良くなと感じます。だって毎日使うものですから、きっと今は普通に戻っているのでは・・・・。

ここで、断面図も添付しておきますので、平面詳細図と見比べながら読み取るようにしてください。作図も明確に描かれているので理解は容易いでしょう。

尚、ドアの裏面は、SUSの平板を加工したモノを押手とえして貼り付けました。何だかスイングドアみたいになった感じですが、手前片開きなのでこの収めで十分です。ちなみにこの現場作図は、とても大変でした。

後記

図面屋さんは、このようなややこしい作図も多く熟してきました。私のスタッフも、お客様からいろいろな仕事を受けてきますが、さすがに今回は参りましたって感じです。

しかしですね、この程度の収めはまだ、ましです。もっと困難なやつは、やはりスーパーブランドや、某百貨店の作図です。

家具などは、1mm、2mmの世界ですからたまりません。おかげで、今では何がきても対応できるチームになりました。図面屋のみなさんも共に頑張っていきましょう。

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