なるほど、デニムショップならではの陳列方法だ!
かなり過去にアメリカのショッピングセンターで見た壁面什器を思い出します。
見たのは確か「リーヴァイス」だったと記憶します。
見たときはさすがにびっくりした。天助の高さを活かしてここまでやるとはって感動して、さすがアメリカやな〜っと感激してました。
それから何年やろ、日本でもこのスタイルの店舗が出来のは>?
と、このショップは、「リーヴァイス」ではなく、GMSの同じくデニム専門のショップでした。きっとま練ったんでしょう。真似るというかこの商品を展示する方法は、これしかないんだもんね!
さてさて、余計な話は置いといて、まず図面をしっかり読んでみて!むずくないから安心です。
両サイドと縦に走ったスチールの丸パイプを意匠兼補強とした中に、t=50mmの棚を取り付けた壁面什器です。
■サイズ | ■仕様 |
W5192×D520×H2570 その他サイズは図面参照 | 固定棚:木工ウレタン塗装仕上げ 化粧パイプ:φ19.1 スチール丸パイプロートアイアン仕上 ガイドパイプ:31.8φスチール丸パイプロートアイアン仕上げ 下部トロッコ:木工ウレタン塗装仕上げ 内部:化粧板仕上げ(黒) |
■備考 | ■難易:中級編/★★★★★ |
作図解説
全体図をしっかり見て貰ったので、詳細を解説しましょう。
図面は意外とスムースに進みましたってスタッフから聞きましたが。その通りで「縦と横」の絡みなので難しくはありません。
以下は、A3図面では納まらなかったので、2枚に染ました。
ある程度の断面と詳細は、これで充分理解出来るはずです。右横の2箇所の詳細図と左側の断面図を平行してみれば、一目瞭然ッって感じです。OKですか>?
1.図面はこの程度まで詳しく描くこと
2.作図ポイントをしっかり覚えること
3.什器の安定性を一番に考えること
※図面より現場が大変なので、業者との打合せは必須!

作図ポイント
以下の詳細動画、今回の作図ポイントですがこの納め分かりますか?
何か不安げな、φ19mmスチールパイプですが、これは若干お飾りのような気もします。
この棚の固定は、主に壁面から突起したいんろう式のパイプです。
次に、什器トップにあるガイドパイプ(φ31.8mm)と什器両サイド取り付けた化粧パイプ(φ19.1mm)が補強補助として安定させているのです。ココが肝ですのでしっかり理解すること!

以下の断面詳細図を見れば理解は早いと感じます。
今まで、このような壁面什器は多く見てきましたが、デニム商品には今回の事例はぴったしはまりますね!
しっかり、自分のものとして抽斗にしまっておいてください。貴方のノウハウとなりましょう。
ガイドパイプの取り付けもこれを見れば、分かりやすいと感じます。

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